海外出版社の吹奏楽作品の中から、売れ筋定番タイトルに加え、日本吹奏楽指導者クリニック(ジャパンバンドクリニック)でも取り上げられたおすすめのタイトルをご紹介いたします。
日常のトレーニングに使えたり、演奏会などで映える作品が盛りだくさん。演奏活動が活発になる今、選曲に迷われている方におすすめです。
2023年日本バンドクリニック紹介作品
クレーマー:リップ・ベンダーズ
Curnow Music Press, Inc.
毎日の基礎合奏に効果的なトレーニング譜です。講座ではこの作品を用いて、指揮に対する応用力を養う方法や、機械を使わずに音を聴くこと、音に集中することの大切さなどが紹介されました。
スパーク:メリー・ゴー・ラウンド
Anglo Music Press
ブラスバンドや吹奏楽作品で著名なフィリップ・スパークの作品です。各楽器に見せ場があり、楽器紹介などにも使えます。アップテンポで聴いていてとても気持ち良い曲です。
吹奏楽 定番・おすすめ作品
バーンズ:アルヴァマー序曲
Cpp / Belwin, Inc.(Alfred)
日本でも人気のジェイムズ・バーンズの代表作品。急-緩-急の三部形式で書かれており、演奏効果も大変高い作品です。昨年CM起用されたことでさらに人気が出ています。
ホルスト:吹奏楽のための第1組曲 変ホ長調 Op.28/1,H.105/マシューズ編
Boosey And Hawkes, Inc./New York
「惑星」で知られるグスターヴ・ホルストの初期の吹奏楽作品です。全3楽章から成り、同一のフレーズが各楽章に使われています。第2組曲と併せて演奏機会の多い作品です。
ディズニー・オン・パレード(フレックス版)/ヴィンソン編曲
Hal Leonard Corporation
昨今、需要が多くなっているフレックス編成。人数がそろっていなくても、自由にパート割をアレンジして楽しめます。「ミッキーマウス・マーチ」、「スーパーカリフラジリスティックエクスピアリドーシャス」、「ジッパ・ディー・ドゥー・ダー」の3曲メドレー。