ムジカ・ブダペスト社

ヒダーシュ:民謡組曲 第1番 ベケーシュ地方の民謡による組曲: スコアとパート譜セット 【輸入:吹奏楽】

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ムジカ・ブダペスト社

ヒダーシュ:民謡組曲 第1番 ベケーシュ地方の民謡による組曲: スコアとパート譜セット 【輸入:吹奏楽】

Folk Song Suite No.1, Folksongs of Bekes County: Score & Parts
ヒダーシュ, Frigyes
HIDAS, Frigyes

通常価格 17,380 (税込)
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ヒダーシュ(1928-2007)は20世紀のハンガリーを代表する作曲家のひとりであり、とりわけ管楽器を用いた作品——協奏曲、室内楽曲、吹奏楽曲——の分野では傑出した業績を上げています。ドイツで出版されたばかりのヒダーシュの評伝に含まれる作品リストには、吹奏楽作品36曲と、ソロと吹奏楽(または管楽アンサンブル)のための協奏曲17曲が紹介されていますが、それらのいずれかの作品は、今日のハンガリーのバンドのプログラムには必ず入っていると言ってよいでしょう。「最後のロマン派」と称されるほどその作風は抒情的ですが、他のハンガリーの多くの作曲家と同様、民俗音楽にも多大な関心を示しています。



 この《民謡組曲 第1番》は1982年に金管五重奏のために作曲された作品。88年にこの吹奏楽版が作られました。金管五重奏版のタイトルは《ベケーシュ地方の民謡による組曲》。ベケーシュはハンガリー南東部の地域で、作品にはこの地方の9つの民謡が素材として使われています。



 「組曲」ではあるものの、複数の楽章に分かれているわけではなく、9つの民謡は切れ目なしに続けられます。それぞれの曲は固有のキャラクターを持ち、テンポや調性も曲によって変わるので、この曲は自由に組立てられた一種のラプソディと言ってよいかもしれません。このようなタイプの作品はとりとめのない印象になりやすいのですが、音楽構成は非常に緊密。テンポや調性だけでなく、グレインジャーの《リンカーンシャーの花束》を連想させる複調の技法、特定の音色(特にサクソフォーン四重奏)に焦点を当てるオーケストレーションのアイディア、変拍子の絶妙な効果、多彩な和声など、作曲の豊富な技巧が披瀝され、バルトークに近いスタイルを持ちながらも、音楽的な語り口はより多様で柔軟です。



 グレードは4となっていますが、技術的にも音楽的にも実際は5に近く、レベルの高いバンドがコンクールで演奏してもおかしくない内容です。編成はやや大きく、オーボエとバスーンは2パートずつ。やはりコルネットとトランペットが分けられています。打楽器はティンパニを含めて4人。バンド全体で40人いれば演奏に支障はないと思われますが、工夫すれば30〜35人でも大丈夫でしょう。

<解説: 後藤洋>


Grade: 4

Performance Time: 6:50 HIDAS, FrigyesFolk Song Suite No.1, Folksongs of Bekes County: Score & PartsEmb Music Publisher Ltd.

商品詳細

商品番号 GYW00109248
原題 Folk Song Suite No.1, Folksongs of Bekes County: Score & Parts
作曲者 HIDAS, Frigyes
出版社 Emb Music Publisher Ltd.
楽器 吹奏楽
編成 吹奏楽 スコアとパート譜セット - オリジナル作品
難易度 4
演奏時間 6:50
1 / 8