チョス ミュージック社

キャンプハウス:ツイン・ポーツ序曲: スコアとパート譜セット 【輸入:吹奏楽】

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チョス ミュージック社

キャンプハウス:ツイン・ポーツ序曲: スコアとパート譜セット 【輸入:吹奏楽】

Twin Ports Overture: Score & Parts
キャンプハウス, Mark
CAMPHOUSE, Mark

通常価格 15,290 (税込)
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 キャンプハウスはヴァージニア州のジョージ・メイソン大学で作曲と指揮を教え、吹奏楽の指導も行っている。日本で知られている彼の作品は10 曲ほどだが、その深く哀切な抒情と重厚な響きのファンは多い。

 この作品のタイトルは、ミネソタ州で活動する吹奏楽団、ツイン・ポーツ・ウインド・オーケストラの委嘱で作曲されたことに由来する。この楽団の首席トロンボーン奏者として活躍し、教育者としても地域の音楽教育に多大な貢献をした故ジェイムズ・ステルメイカーの業績を讃える目的で委嘱された。キャンプハウスはしばしば自作の音楽的素材として賛美歌の旋律を導入しているが、ここでもステルメイカーの葬儀で歌われた賛美歌《全能の神に賛美あれ Praise Ye the Lord, the Almighty》が曲中に引用されている。

 曲全体は、大きく4つの部分からなる自由な形式で書かれており、大規模な呈示部とも言える最初の部分では、作品全体を構成するいくつかの旋律的素材(賛美歌に加え、キャンプハウスのオリジナルな旋律も含まれる)の呈示が行われる。ここでは音楽の流れがしばしばフェルマータで中断され、雰囲気やテンポも頻繁に変わり、気分は一定しない。続く第2部(アンダンテ・コン・モート)は抒情的な旋律が綿々と歌われる、キャンプハウスの真骨頂とも言える場面。クライマックスに達したのちにアレグロ・エネルジーコの第3部に入る。故人の人柄を暗示するかのように音楽は活力に溢れ、楽天的な表情をみせるが、やがて速度を落とし、この作品の主調であるト長調の和音に終止。ここで最後の部分(モデラート)となり、賛美歌が初めて本来の姿で現われる。その旋律は転調を重ねつつ発展し、力強く壮麗な終結へ向かう。

 高校以上の、編成が充実したバンドが真摯な聴き手の前で演奏するにふさわしい、シリアスな作品。

(解説: 後藤洋) CAMPHOUSE, MarkTwin Ports Overture: Score & PartsNeil A. Kjos Music Company

商品詳細

商品番号 GYW00113738
原題 Twin Ports Overture: Score & Parts
作曲者 CAMPHOUSE, Mark
出版社 Neil A. Kjos Music Company
楽器 吹奏楽
編成 吹奏楽 スコアとパート譜セット - オリジナル作品
難易度 5
演奏時間 9:00
1 / 8