エイス・ノートは、アンサンブルの曲や初級〜中級の吹奏楽曲を中心に出版しているカナダの出版社。最近は「フレックス・バンド・シリーズ Flex Band Series」として、自由に楽器を組み合わせて演奏できる楽譜も出している。この《エル・カミーノ》(『道』の意)も、そのシリーズの1曲。ハル・レナードの「フレックス・バンド・シリーズ」と同様に、合奏全体は5つのパートと打楽器でできており、クラリネット、アルト・サクソフォーン、トランペットは1から3までのどのパートも演奏できるほか、トロンボーンやバリトン(ユーフォニアム)はパート4と5のいずれかを選択可能など、それぞれのバンドの人数や編成に応じてバランスを工夫できる。アルト・サクソフォーンのパートはそのままアルト・ホルンでも吹くことが可能なので、金管バンドでの演奏も問題ない。