ミュージカル「アニー」の挿入歌「It's a Hard-Knock Life」、「I Don't Need Anything but You」、「Maybe」、「Tomorrow」の4曲メドレーのアレンジです。
冒頭は6小節の短い前奏ですが「Tomorrow」のモティーフで作られています。【1】・【3】・【5・6】の八分音符の後、スラーで繋がる四分音符はスタッカートぎみの音型処理で、テヌートにならないよう表現しましょう。【7】からのシロフォンはプラスティックのマレットを使用し、硬くて軽快な刻みをイメージしましょう。同様にハイハット・シンバルもペダルをしっかりと踏み込み、サスティンが掛った緩い音にならないよう注意しましょう。ティンパニは硬めのマレットでハッキリと叩き、休符は手でミュートしましょう。【35】「Maybe」のユーフォニアムのソロはPとなっていますが、2小節ごとのフレーズのまとまりを意識して朗々と積極的に表現しましょう。【44】木管のメロディーは4小節フレーズを意識し、中低音のシンコペーションはビート感をあまり出さず、たっぷりと演奏しましょう。【58・59】は1パート一人ずつの演奏が良いでしょう。【60】「I Don’t Need Anything But You」では表記は有りませんが「スウィング系」の曲です。ハイハットの付点の刻みがタイトにないよう気を付けましょう。【64】から全音符のオブリガートは「歌心」を持って演奏しましょう。【84】「Tomorrow」のフルート・ソロの場面は伴奏も4小節間1パート一人ずつの演奏でバランスを取ると良いでしょう。パーカッションに指定された「Mark Tree」はウィンドチャイムで代用すると良いでしょう。【85・86】の2ndクラリネットの動きはしっかり聴かせましょう。【90・91】+ホルンも同様です。パーカッションの人員はドラムセットを使用すれば4名で賄えます。この編曲にはベースラインのサポート・パートが用意されています。低音補強のためバスキーボードやシンセサイザーを加えても良いでしょう。エレキベースの音色が良く合います。(解説: 座間吉弘) STROUSE, CharlesAnnie, Highlights from/Arr. Vinson: Full Score & PartsHal Leonard Corporation
収載曲
It's a Hard-Knock Life I Don't Need Anything but You Maybe Tomorrow
商品詳細
商品番号
GYW00116453
原題
Annie, Highlights from/Arr. Vinson: Full Score & Parts