三浦綾子記念文学館による委嘱で、2022年10月30日(旭川市大雪クリスタルホール)三浦綾子生誕100年記念「あたたかき日光(ひかげ)コンサート」にて初演された。(指揮:松下耕/ピアノ:石井ルカ/演奏:ヴォーカルアンサンブル「Birds of a feather」/事前指導:水野雅文)日本を代表するクリスチャン作家であり、ベストセラーとなった『氷点』や『塩狩峠』などの小説を執筆した、三浦綾子。その生誕100周年を記念し、三浦綾子記念文学館の事務局長を務め、彼女の作品や生涯を研究し続けている難波真実によって詩が作られた。生きる事の意味をキリスト教信仰に基づく視点で描き、口述筆記の執筆による柔らかい言葉づかいを印象的に用いた、三浦綾子のスタイルがこの詩作でも存分に活かされている。人間の本質を捉え続け、希望や力を与え続けた、彼女の生き様を合唱によって語り継ぐべく、松下耕によって力強く付曲された。年代を問わず様々な方々に歌ってもらいたい。