Ｎｏ．３４９　ラヴェル　歌劇＜子供と魔法＞

・composer Ravel， Maurice
・作曲家 ラヴェル
・解説者 榎政則
・ジャンル オペラ
・品番 349
・版型 B5 / 212頁
・発売 2015年2月

編成：
2Fl， Picc， 2Ob， C.A， P.Cl， 2Cl， B.Cl， 2Bsn， C-Bsn， 4Cor， 3Trp， 3Trb， Tub， 2Timbales， Petite Timbale en Re， Tri， Tambour， Cyms， G.C， Tam-Tam， FOuet， Crecelle(a manivelle)， Rape a fromage， Woodblock， Eoliphone， Crotales， Flute a coulisse， Xylo， Celesta， Harpe， Piano(Lutheal)， Quintette a cordes

内容：
ラヴェルの〈子供と魔法〉は、オペラとバレエの融合された幻想的な作品です。台本は作家コレットによるおとぎ話を題材としたもので、主人公の「坊や」の周りに起こる不可思議なできごとの数々が描かれています。お姫様や猫、ナイチンゲールに羊飼い、大時計からティーカップ、はては算数に至るまで、さまざまなものが命をもって動きまわる様子は、まさに〈子供と魔法〉というタイトルのとおり、楽しく自由な想像力の所産であるといえるでしょう。この魅力的な作品は、ラヴェル自身によってファンタジー・リリック（Fantasie lyrique）と名付けられました。

榎政則／解説