野球の世界一を決定する国際大会“WBC（World Baseball Classic）”。2023年の第５回大会には“二刀流”大谷翔平も参加、世界を魅了しました。TBS系列でのTV中継でWBCテーマ曲として2009年から使われているのが、Journeyの「Separate Ways」。印象的なイントロや高揚感たっぷりのメロディが日本代表“侍ジャパン”を鼓舞するかのようなナンバーです。1973年に結成されたJourneyは2017年に殿堂入りを果たしたアメリカのロックバンド。「Separate Ways」は1983年1月にリリースされた代表作のひとつです。Netflixで2016年にシーズン1が初配信され、その後もシーズンを重ねながら世界中で大ヒットしているドラマ「Stranger Things（ストレンジャー・シングス 未知の世界）」にも使用され、大きな話題となっています。
【アレンジャーより】
　このアレンジは、Journeyによる原曲を元にしています。
　冒頭の８小節間は、２つのセクションを合わせることでフレーズが完成するようになっています。マリンバのパートに書かれた譜面のように合奏が聞こえるのが目標ですが、特に同じ音で裏拍を刻むセクション（Euph.など）のリズムがあやふやにならないようにしましょう。
　は最も穏やかな場面ですが、２小節ごとにTrb.とTimp.の緊張感のある合いの手が入ります。音量は[mp]でありながら、リズムの粒はピリッと聴かせるように意識してください。
【フルスコア付きのA4判の譜面】
Full Score / Picc. / Fl.1 / Fl.2 / Ob. / Eb.Cl. / Cl.1 / Cl.2 / Cl.3 / A.Cl. / B.Cl. / Bsn. / S.Sax. / A.Sax.1 / A.Sax.2 / T.Sax. / Bar.Sax. / Trp.1 / Trp.2 / Trp.3 / Hrn.(in F)1.2 / Hrn.(in F)3.4 / Trb.1 / Trb.2 / Trb.3 / Euph. / Tuba / St.Bs. / Drs. / Perc.