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ズーラシアンブラスシリーズ 楽譜『注文の多い料理店』(金打八重奏)

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ズーラシアンブラスシリーズ 楽譜『注文の多い料理店』(金打八重奏)

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【作曲者 松崎国夫氏よりコメント】
宮沢賢治の有名な短編「注文の多い料理店」。
この話は2人の紳士が狩の途中で西洋料理店「山猫軒」に入り奇妙な注文を受けていき、実は自分たちが料理されてしまうことに気付き、運よく命からがら脱出する、といったあらすじで不思議な雰囲気を持っている。この不思議な恐怖譚を題材として小品を作った。

曲の構成は話の筋書きに沿っており、大まかに以下4つの部分に分けられる。

1冒頭?22小節目:紳士達による狩の場面
223?81小節目:山猫軒の発見、山猫軒での出来事
382?129小節目:救出
4130?終わり:帰還

山猫軒内でのシーンでは、変奏が進むごとにつれて調が徐々に上がっていくことで不安が高まっていることを表現している。これはシューベルトの歌曲「魔王」の構成からインスパイアされた。

1冒頭?22小節目:紳士達による狩の場面
不完全な狩のリズムを使った12/8の行進曲。ドリア旋法や半音階的なメロディを用いて怪しげでやや不安な雰囲気を醸し出している。時折銃声のような音が挿入される。うまくいかない狩に紳士達はいよいよくたびれてしまう。
223?81小節目:山猫軒の発見、山猫軒での出来事
山猫軒を発見しファンファーレが鳴る。後述する猫=注文のモチーフが軽く提示される。
紳士達が山猫軒に入店し主部へ。この部分は主題と4つの変奏による。
プロムナードとは「散歩」という意味。

◯主題(練習番号D?E)
軽快な行進曲風のリズムで紳士達が屋内を進んでいく様子を表している。次に甘い声で猫=注文の主題(27?30小節目のTp.3)が提示される。続いて注文について紳士達が訝しげに会話しつつも、えいや!と納得して次のシーンへ
◯第1変奏(練習番号F?G)長2度上に転調(ハ長調)し、料理への期待が高まっていることを表している。
◯第2変奏(練習番号H?I)さらに長2度上に転調(ニ長調)し、主題のハーモニーも増えていくが、伴奏がリディア旋法になっており、一瞬不安げな上行する半音階が流れる。
◯第3変奏(練習番号J?K)先ほどから短二度上に転調し不安を煽っていく。伴奏にワルツのリズムが現れ、主題もワルツ風に甘い狂気のベールを脱いでいく。12/8と6/4のポリリズムになり、徐々に恐ろしい雰囲気へ。対話のシーンで、奇妙な注文に対応していく紳士達の疑念が確信に変わる。
◯第4変奏(練習番号L)長二度上に転調。伴奏は増三和音のオスティナートでうなり、主題は短二度強烈に荒れ狂い「さあさあ!(にゃあにゃあ)」と紳士達を引き摺り込もうとする。すでに最初の可愛らしさはない。スネアドラムが、ドドドッと恐怖におののく心臓の鼓動を鳴らす。恐怖がクライマックスに達し、食卓ベルが食事の合図を告げる。その瞬間、猟犬がわんわんわんと乱入!

382?129小節目:救出
これまでとうってかわって、猫のテーマを用いたコミカルなポルカに。猟犬と猫がドタバタと大げんかしている。途中で「猫ふんじゃった」も引用される。激しい戦いの末、突如Fmajの終止するはずの部分でF#Majで終止。恨めしそうな「猫ふんじゃったの終結」を吐き捨てて猫達は退散し、料理店も消えていく。

4130?終わり:帰還
冒頭の紳士達のテーマにもどるも、伴奏のリズムは葬送行進曲のように。くしゃくしゃになった顔で、弱々しく旋律を奏でる。微かに料理店の幻影を思い出し、静かに曲を終える。

商品詳細

発売日 2025/8/6
サイズ A4
JAN 4542701034565
楽器 金管アンサンブル
編成 金打八重奏(TP×3/HR/TB×2/TUBA/PERC)
難易度 C+
作曲者 松崎国生
編曲者 松崎国生