誕生のきっかけは、矢木正明氏からの電話でした。
　「リサイタルのために、新曲書いてくれますか？」
　「はい!!ぜひぜひ!!」
プロデュース渡瀬英彦氏、ピアノ清水純子氏。メンバーの顔を思い浮かべて、楽しい作品が出来ました。矢木氏・渡瀬氏と合わせた時。
「これ、打楽器あるといいよね!!」
「オプションでつけよう!!」
「ボサノバ・サンバは、プロにお願いしたいな?」
そんな会話があり、打楽器の新野将之氏に、素敵な打楽器パート（第1曲・第4曲）を制作していただきました。

脚本&表紙デザインは市原聖子氏。作品のイメージを、さらに素敵にしてくださいました。
アドリブなど、自由にお楽しみいただければ嬉しいです。出版にあたり、ご協力いただいた皆様に感謝します。（三浦真理）

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私のリサイタルに向けて、初めはフルート、ヴァイオリン、ピアノのトリオで演奏できるよう、お願いしたものです。
この編成は、わが家の家族の編成なのですが、ヴァイオリンの娘が都合で出演できなくなり、急遽２本のフルートとピアノに変更し、いろいろ相談しているうちに「打楽器を入れてみよう」「マリンバも良いね！」と、どんどん着想が広がり、このような自由な形になりました。アドリブなど、自由にお楽しみいただければ嬉しいです。さらに、「浜辺のボサノバ」「記念日のワルツ」「望郷の歌」「ハッピーサンバ」と、さまざまなジャンルの音楽が一体となり、本当に楽しい組曲になっています。
オプションの打楽器もいろいろ考えて可能性を広げて、さまざまにカスタマイズして、自分たちだけの「トロピカルカフェ」を考えてみてくださいね。（矢木正明）

〈収録曲〉
浜辺のボサノバ [02:40]
　燦々と太陽が降り注ぐ浜辺。人々のざわめき。泳ぐ人。楽しく語らう人。話はつきません。

記念日のワルツ [03:00]
　1組の夫婦がワルツを踊ります。今日は結婚記念日。初めて出会った時に踊ったワルツ。　

望郷の歌 [02:20]
　楽団の演奏が始まります。異国で仕事をする人々。望郷の思いがこみ上げます。

ハッピーサンバ [02:50]
　今日はカーニバル。サンバの衣装の人々が、楽しく踊ります。

Fl. /Pf./Perc. :opt.