南北戦争時代のアメリカ南部を舞台に、スカーレット・オハラの生涯を描いた映画「風と共に去りぬ(1939年)」のテーマ曲。「タラ」とは舞台となった農園の名前です。 幾度も繰り返すオクターブの跳躍が広大な大地を思わせ、クラリネットによく似合っていると感じ編曲しました。 ひとり大地に佇むイメージの冒頭から曲は進み、「Tomorrow is another day」のセリフの如く常に明日を見つめて生きていくスカーレットの様に力強く締めくくります。途中何度か転調しますが、その度にシーンが変化したことを印象付ける様に演奏するとよりドラマチックに仕上がると思います。