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RL-072 G.フィンガー アルトリコーダーデュオソナタ ハ短調 作品2-2
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★冊子・・・A5サイズ 16ページ
・スコア(パート譜を兼ねる)
・曲目解説
★CD・・・1枚
・各パート用マイナスワン
・演奏例
★解題★
フィンガーの「2本のアルトリコーダー(Flutes)のための6つの2声のソナタ (Six Sonatas of two Parts for Two Flutes)」は、1688年ごろロンドンでWalshにより出版されました。演奏しやすくてわかりやすい、無類に楽しい曲集となっています。
★解説★
第1楽章
発想記号がありませんが、やや重い足取りの音楽のようです。第1リコーダーに1小節半遅れて第2リコーダーが4度下で模倣するように入ってきます。多彩なリズムを用いた凝縮された音楽です。
第2楽章
ヴィヴァーチェ(生きいきと)、4分の4拍子です。第1リコーダーが、やや変則的に「属和音」に乗った感じで駆け出すと、第2リコーダーが似た音型で追随し、以下、対位法的な技法を駆使して、活発に会話しながら音楽が進みます。緊張感あふれる内容で、本作の白眉。
第3楽章
グラーヴェ(重々しく)、4分の4拍子で、短い間奏曲のようです。第1・第2リコーダーの間で付点リズムと均分のリズムを組み合わせた箇所が独特。最後は属和音に半終止します。
第4楽章
ポコ・ラルゴ(やや広々と)、4分の3拍子。2小節遅れの同度カノンになっています。高音域から降りてくるテーマで始まり、途中はかなり活発な感じもみせます。
第5楽章
再びヴィヴァーチェで、4分の4拍子。属和音の響きから始まり、ちょこちょこと動いて高いところに落ち着く、独特な音楽です。全体を繰り返して2度目の終わりが付点二分音符になっているのは、すぐに次の(弱起の)第6楽章に続くという意味なのでしょう(拍数はきちんと合いませんが)。
第6楽章
再びポコ・ラルゴで、4分の3拍子です。シットリと始まりますが、後半、やや活発な動きをみせて収束に向かう持って行きかたは、やはりやや古風な感じがします。
・第1楽章 B2
・第2楽章 ヴィヴァーチェ C1
・第3楽章 グラーヴェ B2
・第4楽章 ポコ・ラルゴ B2
・第5楽章 ヴィヴァーチェ C1
・第6楽章 ポコ・ラルゴ B3
※A1~C3で示したのは「指回り難易度」です。
※リコーダー演奏: 武藤哲也
収載曲
[1] アルトリコーダー デュオソナタ ハ短調 作品2-2
作曲: G.フィンガー
商品詳細
発売日 |
2019/5/1 |
ページ数 |
16 |
JAN |
4571325248072 |
ISBN |
9784862667298 |
楽器 |
リコーダー |
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