リコーダーピース　西部哲哉＜ＬＩＦＥ＞ －２本のリコーダーとチェンバロのための－

★吉澤実先生の委嘱でぞくぞくとリコーダー作品を発表している西部哲哉さんの傑作です。
★初級者でも十分に演奏できるやさしい曲でありながら、その美しさは驚くばかりです。

スコア冊子・・・A4サイズ　12ページ
　別冊パート譜　4ページ
　・スコア
　・アルトリコーダー運指表

★演奏例のほかマイナスワン演奏・チェンバロのみの演奏を収録したＣＤ

★収録曲難易度（指回り難度）
　１　Encounter　Ｂ２
　２　Farewell　Ｂ２
　３　Reunion　Ｂ２

■作曲者・西部哲哉さんについて■
　西部哲哉さんは1959年生まれ。故・武満徹氏主宰の「第4回ミュージック・トゥデイ国際作曲コンクール」で入選した「《ルトゥール》－３本のクラリネットのための－」は今もさかんにコンテストなどで演奏されています。近年も旺盛な作曲活動を続けておられ、リコーダー用の作品もたいへん多くなっています。

■《Life》　について■
　吉澤実先生の委嘱により作曲されました。女優・柴本幸さんが少女時代に吉澤先生と出会ってリコーダーを始めたものの、いったんリコーダーから離れられた時期があり、やがてまたリコーダー演奏の世界に戻ってこられた軌跡をモチーフとした組曲です。吉澤先生や柴本さんに対する親愛の情の感じられるあたたかな曲調の作品になりました。また、そういうプログラム的な意味を離れて聴いても、音楽から伝わってくる内容は豊富で、やさしく演奏できる美しいレパートリーとして長く愛されるに足る、すばらしい作品だと思います。