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リコーダーピース G.フィンガー アルトリコーダー デュオソナタ ト長調 作品2―6

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リコーダーピース G.フィンガー アルトリコーダー デュオソナタ ト長調 作品2―6

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★構成
本体冊子・・・A4サイズ 12ページ
・スコア(パート譜の1冊を兼ねる)
・曲目解説
・アルトリコーダー運指表
別冊パート譜(内容はスコア)
マイナスワンと演奏例を収録したCD(CD-Rメディア使用)

★ 収録曲難易度(指回り難度)
・第1楽章 Vivace B3
・第2楽章 Vivace C1
・第3楽章 Poco Largo B2
・第4楽章 Presto B3

★解題★

 フィンガーの「2本のアルトリコーダー(Flutes)のための6つの2声のソナタ (Six Sonatas of two Parts for Two Flutes)」は、1688年ごろロンドンでWalshにより出版されました。演奏しやすくてわかりやすい、無類に楽しい曲集となっています。


★解説★

 第1楽章はヴィヴァーチェ(生き生きと)、4分の4拍子です。高らかにファンファーレを吹き鳴らすようなおもむきのテーマを第1リコーダーが奏してフーガのように始まります。そしてしだいに細かい動きを増やしながら、自由に密度高く音楽が進みます。最後にテーマを回想。

 第2楽章もヴィヴァーチェ、4分の4拍子の爽快なフーガです。第1リコーダーが先導するテーマは、第1楽章のテーマとの血縁を感じさせますが、最初から速い動きを含む活発な感じのものです。速い動きは多いものの、特に難しい指遣いはほとんど含まれておらず、やさしく演奏できます。

 第3楽章はポコ・ラルゴ(少し広々と)、4分の3拍子。ト長調でしっとりと始まりますが、途中でト短調に転じると、半音階的な動きを効果的に用いて、ほの暗い魅惑的な音楽になっていきます。半終止で第4楽章に続きます。

 第4楽章はプレスト(速く)、8分の3拍子です。第1リコーダーが付点リズムを含むかろやかなモチーフを奏し、第2リコーダーが3小節遅れて追随して始まります。2本のリコーダーがたわむれ合うように進み、汲めども尽きぬ音楽的愉悦を提供してくれます。


・1 ヴィヴァーチェ B3
・2 ヴィヴァーチェ C1
・3 ポコ・ラルゴ B2
・4 プレスト B3
※A1~C3で示したのは「指回り難易度」です。
※リコーダー演奏: 武藤哲也

収載曲

[1] アルトリコーダー デュオソナタ ト長調 作品2―6
  作曲: G.フィンガー
  編成: アルトリコーダーデュオ

商品詳細

発売日 2019/10/1
ページ数 12
JAN 4571325248492
ISBN 9784862668547
楽器 リコーダー