(有)ティーダ

スタディスコア 吹奏楽/小交響詩“エドワード3世”

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スタディスコア 吹奏楽/小交響詩“エドワード3世”

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全日本吹奏楽連盟作曲コンクールにて第1位入賞した、山口哲人氏の新作がティーダ出版に登場!
山口氏の作風があふれた小編成の吹奏楽曲となっております。

以下は山口氏による楽曲解説です。

 相当な読書家であっても、シェイクスピアの「エドワード3世」を読まれた方は少ないであろう。この戯曲は、初演時に匿名であったこと、ファースト・フォリオ_最初のシェイクスピア全集のようなもの_に載っていなかった事などから、長らく偽作ではないかと疑われてきたものである(ごく最近になって、一部あるいは全てが本人の手によるものだ、という意見が強くなり、出版社によっては全集に収められはじめている)。
 彼の作品とするならば創作活動初期のものにあたるが、前半の臣下の娘である伯爵夫人への悩ましい求愛の場面と、フランスとの壮絶な戦いを描く後半にあまりにもギャップがあり、作品の質としてはやはり「ヘンリー5世」や「リチャード3世」等には適わない(作曲者の私見)。 
 しかし奇を衒わず、最後の奇蹟的な勝利までを単純直裁な筆運びで書いており、登場人物のキャラクターや、情景にブレがないので、非常に音楽のイメージが湧きやすい佳作ではある。作曲の際も、ストレートに感情をあらわす音を書きとめたつもりである。

 物語は、イングランド王エドワード3世とその息子“黒太子”と、仏国の英国領へ侵入したフランス王ジャンと息子達との、「百年戦争」のきっかけとなった戦いを描いている。
 初陣の“ブラック・プリンス”は、敵地で圧倒的な兵数に包囲され、絶体絶命の危機に陥るが、年老いた隠者の予言した奇蹟により勝利する。史実とはかなりの相違がある脚色だが、劇的にクライマックスをむかえる終結部は圧巻である。

 小編成で書かれているが、軽薄で安易な音楽の作りや、技術的妥協は極力避けたつもりである。
少ない人数でもしっかりした音づくりを目指し、困難に負けずに立ち向かい、勝利への信念を持った楽団に贈る一曲としたい。
なお、希望があれば演奏団体毎の編成に応じ作曲者がアドバイスを差し上げます(詳しくは出版社までお問い合わせください)。

タイトル:小交響詩“エドワード3世”
作曲:山口哲人
グレード:4
演奏時間:約6分30秒
Tp最高音:五線外A♭
レーベル:ティーダ出版


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※スタディスコアは閲覧または楽曲研究を目的として販売しております。
スタディスコアを使用しての演奏、編曲等の実演利用はご遠慮いただいております。
演奏・編曲等の実演利用の際は スコア+パート譜 をご購入いただきますようお願い申し上げます。
また、パート譜のみの別途販売は行なっておりません。
ご理解賜りますようお願い申し上げます。
※電子オルガン、エレクトーン編曲につきましては、スタディスコア ではなく スコア+パート譜をご購入いただく取り決めとさせていただきます。
※編曲・演奏許諾書はスタディスコアをご購入の場合、発行いたしかねますのでご了承ください。
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商品詳細

発売日 2024/1/10
JAN 4573542464501
楽器 吹奏楽