〈楽曲解説〉
シェイクスピアの後期期作品「ヘンリー8世」からインスピレーションを受け作曲。
曲は
１：「コルネットの吹奏 」
２：「仮面舞踏」（２a仮面舞踏・２b“音楽をはじめよ！）
３：「オルフェウスがリュートをとれば」
４：「戴冠式次第」
５：「天国の音楽」
６：「華やかなトランペットの吹奏」
という主題的関連性のある六曲から成り立っているが、その中の一曲、あるいは数曲を抜き出して演奏することも可能である。組曲は戯曲の進行順に配列してあるが、演奏目的によって入れ替えたりしてもかまわない。
（１・２a・４・３・６の四曲が第6回日本管打・吹奏学会作曲賞審査会にて演奏、佳作入選し、翌年の第7回日本管打・吹奏学会作曲賞審査会にて残りの５・２bが演奏され同じく佳作入選した）

なお、３曲目には任意で声楽独唱（ソプラノ）を入れて演奏してもよい。ソプラノパートを演奏しなくても音楽的に欠けるところの無いよう配慮してあるが、代わりにアルトサックスをソロとして立てて代奏させてもよい。
（山口哲人）


タイトル：「ヘンリー8世」の音楽
作曲：山口哲人
演奏時間：約19分
難 易 度：4
Tp最高音：五線外B♭
レーベル：ティーダ出版

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