吹奏楽アレンジ作品において編成の魅力を存分に引き出す鈴木栄一氏が、高度なテクニックと洗練されたサウンドを誇る国立音楽大学ブラスオルケスターの編成に合わせて『歌劇「さまよえるオランダ人」序曲』を再アレンジ。2021年7月16日第62回定期演奏会にて初演されました。

ワーグナーの初期のオペラの一つで、生死の挟間をさまようオランダ人の幽霊船の伝説を下敷きに、呪われたオランダ人船長とノルウェー人の娘ゼンタとの恋模様が描かれています。
序曲では劇中の主な旋律が織り込まれ、独立して成立できるほどに劇的な音楽となっており、ワーグナーならではの分厚い金管楽器のサウンドや、寂しげな木管楽器のサウンドが駆使されます。
鈴木 栄一氏らしい精緻なオーケストレーションで、コンサート・コンクールにオススメです！

タイトル：歌劇「さまよえるオランダ人」序曲ー国立音楽大学ブラスオルケスター版ー
作曲：ワーグナー
編曲：鈴木 栄一
演奏時間：約11分　
グレード：4.5
Tp最高音：五線外A
レーベル：ティーダ出版

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