相愛ウィンドオーケストラの依頼によりコンサートのアンコール・ピースとして編曲された作品である。あまりにも有名な歌曲「赤とんぼ」の作曲者・山田耕筰氏は日本音楽界のパイオニアであり相愛大学音楽学部の初代学部長でもあった。
　編曲に当たっては可能な限り原曲を尊重し、合奏における各楽器の響きと音色の対比を重視した。純粋な合奏用の作品であるが、スコアにはコーラスとして１番の歌詞が書き込まれている。演奏に参加していない奏者が口ずさめば、つられて聴衆も一緒に歌うかも知れないとういう仕掛けである。自然に会場全体が歌で包まれる瞬間を想像するだけでも楽しくなる。(編曲者によるライナーノートより抜粋)

タイトル：赤とんぼ
作曲：山田耕筰
編曲：大前哲
グレード：3
演奏時間：約2分10秒
Tp最高音：五線外A
レーベル：ティーダ出版

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