㈱音楽之友社

音楽の友 2019年10月号

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音楽の友 2019年10月号

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今月の内容

特集1
ザルツブルク音楽祭 vs バイロイト音楽祭 etc.-欧米の夏の音楽祭2019
(来住千保美/高田真木/池田卓夫/中 東生/三光 洋/中田千穂子/高島 勲/ピエタリ・インキネン/加藤浩子/船越清佳/秋島百合子/マーティン・エングストローム/小林伸太郎/山田治生)
毎年10月号は、世界の夏の音楽祭特集。今年はもっとも格式と人気が高い、ザルツブルク音楽祭とバイロイト音楽祭を対比させてみました。また例年通り、イタリア、フランス、ラトヴィア、英国、オーストリア、アメリカの音楽祭から、話題の音楽祭をピックアップしてご紹介します。

特集2
クラシックの名バイプレイヤーたち
(渡辺 和/山田真一/山崎浩太郎/渡辺和彦/小室敬幸/長井進之介/堀江昭朗)
映画やドラマにおいて、名バイプレイヤーとして知られる俳優は多い。クラシック界における名バイプレイヤー、ときに脇役として主役を支える奏者・楽器はなにか、それぞれの役割や魅力などを、アーティストのインタヴューとともに紹介する。

カラー
●[Interview]ワディム・レーピン、BBCプロムスに登場!(片桐卓也)
●[Report & Interview]トーマス・ダウスゴーがBBCプロムスに登場(前)(秋島百合子)
●[Interview]河村尚子、金子三勇士―映画『蜜蜂と遠雷』の魅力を語る(堀江昭朗)
●[Interview]エベーヌ弦楽四重奏団~ベートーヴェンの夢を胸に、世界ツアー(山田治生)
●[Report & Interview]来日直前! ヴィジョン弦楽四重奏団(秋島百合子)
●[Report]第30回パシフィック・ミュージック・フェスティバル(後半)(本堂知彦、山田治生)
●[Interview]ゲルギエフを追う! 札幌-ウラジオストク(藤盛一朗)
●[Report]豪華アーティストによる演奏とマスタークラスが展開した「霧島国際音楽祭2019」(道下京子)
●[Report]温かな雰囲気と興奮に包まれた15年目のフェスタサマーミューザKAWASAKI 2019(長谷川京介)
●[新連載]林家三平の古クラシック典音楽でど~も・すいません!(1)(林家三平)
●[新連載]マリアージュなこの1本~お酒と音楽の美味しいおはなし(1)~〈ゲスト〉古澤 巌(vn)(伊熊よし子)
●[新連載]ベートーヴェン的な、余りにベートーヴェン的な(1)~〈ゲスト〉イリーナ・メジューエワ(p)(越懸澤麻衣)
●[連載]IL DEVUの重量級・歌道(3)(河野典子)
●[連載]大谷康子 音楽交差点(34)〈 お客様〉通崎睦美(木琴奏者)(大谷康子)
●[連載]誌上名曲喫茶「まろ亭」―亭主のメモ帳から(10)~NHK交響楽団第一コンサートマスター 篠崎史紀の偏愛案内(篠崎史紀)
●[連載]ふかわりょうの「クラシックの友」(22)~〈ゲスト〉三澤則行さん(靴作家)(ふかわりょう)
●[連載]世界音楽家巡礼記(31)(カジポン・マルコ・残月)
●[連載]和音の本音(26)(清水和音/青澤隆明)

特別記事
●[Report]バーンスタイン生誕100周年の掉尾を飾るミュージカル《オン・ザ・タウン》(響 敏也)
●[Report]シュムクレルが圧勝「第3回 Shigeru Kawai 国際ピアノコンクール」(上田弘子)
●10月開催「ばらのまち福山国際音楽祭」の聴きどころ(堀江昭朗)
●続・来日演奏家速報
●ザンクトフローリアンで日本ブルックナー交響楽団が献奏(池田卓夫)
●追悼 アンナー・ビルスマ(那須田務、鈴木秀美)
●[対談]山崎伸子×中木健二~メネセスらチェリスト8人によるアンサンブルに向けて(堀江昭朗)
●[対談]岸本 力×毛塚功一が語る「ロシア民謡」の世界(東端哲也)
●[対談]栞形亜樹子と花岡千春による、白熱!ドメニコ・スカルラッティ談義(堀江昭朗)
●[Interview]「パーセル・プロジェクト」代表・青木洋也に聞く、作曲家パーセルの魅力(片桐卓也)
●[Interview]演出家・田尾下哲が贈る、現代版のビゼー《カルメン》(堀江昭朗)

連載
●池辺晋一郎の 大作曲家の音符たち―傑作ア・ラ・カルト(19)サン=サーンス「交響曲第3番《オルガン付き》」(池辺晋一郎)
●[対談シリーズ]ベートーヴェンとピアノ(31)(平野 昭/小山実稚恵)
●名曲タイムトラヴェル~~2020ベートーヴェン・イヤーに向けて(46)(平野 昭)
●読むオペラ―聴く前に、聴いた後で ~ボロディン《イーゴリ公》(堀内 修)
●巨匠たちの「技」と「心」―神は細部に宿る(21)~サルヴァトーレ・アッカルド/ゲスト:小笠原伸子(vn)(征矢健之介)
●ハイクポホヤの光りと風(31)(舘野 泉)
●オーケストラとともに53年(22)(田邊 稔)
●デジタル・クラシックへの誘い(21)(山田真一)
●ミサ曲を通してみた音楽史(25)―神と向かい合った近代の作曲家(西原 稔)

People
●アレクセイ・ヴォロディン(上田弘子)
●福田進一(東端哲也)
●寺田悦子(上田弘子)
●鳥木弥生(山田治生)
●天羽明惠(片桐卓也)
●濱田芳通(片桐卓也)
●杉山洋一(堀江昭朗)
●辻本 玲(堀江昭朗)
●石丸由佳(堀江昭朗)/正戸里佳(伊熊よし子)
●伊藤亜美(堀江昭朗)/中村静香(片桐卓也)
●宮崎陽江(山田治生)/濱 倫子(道下京子)

Reviews & Reports
●Concert Reviews 演奏会批評
●〈海外レポート〉イギリス(秋島百合子)/フランス(三光 洋)/イタリア(野田和哉)/オーストリア(高田真木)/ドイツ・1(中村真人)/ドイツ・2(来住千保美)/スイス(中 東生)/アメリカ(有賀太一) ※「ロシア」は休載します。
●〈イヴェント・レポート〉「府中の夏 北欧の風」が5年ぶりに開催(田邉英利子)
●〈イヴェント・レポート〉びわ湖ホールの「沼尻竜典オペラ指揮者セミナー」(能登原由美)

Rondo
●2019 小澤征爾国際室内楽アカデミー奥志賀~東京公演の最後を飾った小澤征爾の指揮/小澤征爾、松本入り記者会見(渡辺 和)/富士河口湖音楽祭2019 『ピアノの森』コンサート(真嶋雄大)/若手演奏家が続々と登場 ローム ミュージック ファンデーション「スカラシップ コンサート」(能登原由美)/すみだサマーコンサート2019~新日フィル×高校演劇部《ロメオとジュリエット》(渡辺 和)/エネルギーに満ちた、日生劇場《アラジンと魔法のヴァイオリン》(岸 純信)/チョーリャン・リンが芸術監督を務める「台北ミュージックアカデミー・フェスティヴァル」(森沢舞咲季)/大野和士×バルセロナ響がおくる「10代のためのプレミアム・コンサート」(山田治生)/大野和士による「こころふれあいコンサート2019」(渡辺 和)/人気ピアニストが大集結「仲道郁代 ピアノ・フェスティヴァル」(上田弘子)/藤田真央が登場「~いい音ってなんだろう~ レクチャーコンサート」(堀江昭朗)

News & Information
●フレッシュ・アーティスト・ファイル Vol.4 山澤 慧
●スクランブル・ショット
●音楽の友ホールだより
●ディスク・スペース(諸石幸生/真嶋雄大)
●アート・スペース( 映画:河原晶子/舞台:横溝幸子/展覧会:花田志織/書籍:小沼純一、野平多美)
●クラシック音楽番組表
●読者のページ
●編集部だより(次号予告/編集後記/広告案内)

別冊付録
コンサート・ガイド & チケット・インフォメーション
観どころ聴きどころ(戸部 亮&室田尚子)

表紙の人
●ワディム・レーピン(ヴァイオリニスト)(c)青柳 聡
1971年、シベリア生まれ。5歳でヴァイオリンをはじめ、11歳でヴィエニャフスキ・コンクール優勝。モスクワとサンクトペテルブルクでリサイタル・デビュー。1985~86年、世界の主要都市でデビュー。17歳でエリザベート王妃国際コンクールに優勝、以来、ベルリン・フィルをはじめとする世界の名門オーケストラで、メータ、ムーティ、ラトル、ティーレマン等の指揮で共演。リサイタルも世界各国で行う。2014年より芸術監督としてトランス・シベリア芸術祭を開催。2010年2月フランスで最も権威ある'Victoire d’honneur'を、同年12月には同国の芸術文化勲章を受賞した。

編集後記
●日本で初めて開催される「BBC Proms JAPAN」。そのソリストとして来日するヴァイオリニストのワディム・レーピンさんに、この10月号の表紙と巻頭インタヴューにご登場いただきました。来日公演の指揮者とオーケストラはトーマス・ダウスゴー指揮BBCスコティッシュ交響楽団ですが、この顔合わせによる英国の「BBC Proms」のステージも、ダウスゴーさんのインタヴューを交えながらレポートしています。特集1「欧米の夏の音楽祭2019」では、各地からのレポートのほか、「ザルツブルク音楽祭 vs バイロイト音楽祭」も掲載しました。(荒井)
●清澄白河と言えば地名の「清澄」と「白河」を組み合わせた駅名だが、これは沢田研二《勝手にしやがれ》とピンク・レディー《渚のシンドバッド》をくっつけた《勝手にシンドバッド》(サザンオールスターズ)と同じ理屈の上に成り立ったコラボ・ネームである。ならばと、そんな巷に溢れる連結を単語ごとに、単語を文字に、文字を記号に解体していくと、「ああー途方もない意味の堆積の上に僕はいるのだなあ」と、ゲシュタルト崩壊した脳に夕焼けが切なく差し込む。「ぼくたちは地中海水平線上に浮かぶ巨大な疑問符だ」とJ-P・ベルモンドが叫ぶ『気狂いピエロ』を久々に観て、“moi aussi”と思ったところで夏休みが終わった。(岩永)
●カップ、そうCカップなの・・・・・・ というベタなギャクは置いておいて、「カッ」ならぬ「カツ」。今月からの新連載「マリアージュなこの1本」の初回で、ワインに合せたお料理が「熟成まぐろのレアカツ」でした。通常はお魚だと白ワインと思うじゃないですか。ところがこの料理は、まぐろの外側はカリっと揚げてあるものの、中はお刺身を思わせる生。それがフルボディの赤とみごとにマリアージュ。取材後の試食で記事に出てきたプーリアのワイン、セッサンタアンニといっしょにいただき、「これ美味しい」と思わず唸ってしまいました。そして今号は私が担当する新連載がもう1本、林家三平師匠の誌上落語が始まります。「音友亭」での師匠の高座、お楽しみに! (真田)
●プラスドライバー、急須、自動改札機など(楽器も)、どうして世の中はこんなに左利きに冷たいのでしょうか。これでは確かに寿命が縮まるのかもしれないと思いつつも、右利き社会に歩み寄りながら生活しています・・・・・・。そんな右利きファーストな社会にあわせて、無意識に不器用なはずの右手を使っていることが多いせいか、いつも腱鞘炎になるのは右手ばかり。そんなちょっとした「違和感」を日常で感じているからか、左利きの人をみるとなぜか親近感が沸いてしまいます。(熊野)
●麺のことを「ちゅるちゅる~」と言いながら食べる幼児の姿は愛らしく、その声には思わず頬が緩んでしまいます(笑)。さて10月号では、映画『蜜蜂と遠雷』の公開に先立ち河村尚子さんと金子三勇士さんの対談が実現。さらに、Shigeru Kawai国際ピアノコンクール、ピティナ・ピアノコンペティションなど、実際にコンクールで切磋琢磨する若手演奏家たちの様子もレポートします。ピアニストの実力は幼少時代から積み重ねてきた努力の結晶にほかなりません。今年の秋は映画と合わせて、ぜひコンクールにも足を運ばれてみてはいかがですか? (掛川)

商品詳細

発売日 2019/10/1
サイズ A4変
ページ数 224
JAN 4910021291096
楽器 雑誌・ムック