ギターの演奏はもちろん、読譜、作曲、即興など、ギタリストに必要な音楽理論をていねいに掘り下げて解説した、ギタリストのための究極の音楽理論書シリーズ。第一弾となる「ベーシックセオリー編」では、「音」や「リズム」といった音楽の基礎知識や、ギターと楽譜との関係性や記譜法、そしてギタリストなら誰もが必要とするコードやスケールの基礎と使い方までを順序立てて解説しています。

※本書は2001年に発刊された「これで征服！　ロックギター音楽理論 ベーシックセオリー編」を加筆・再編集しています。

＜コンテンツ＞
第1章　基礎楽典と用語解説
1.ギター各部の名称
2.五線譜の意味と読み方
3.音名
4.五線譜とギターの音の位置
5.タブ譜とギターの関係
6.音符と休符
7.反復記号
8.速度とテンポ
9.ダイナミクス
10.音程（インターバル）
11.倍音列と五度圏

第2章　リズム
1.リズムとは何か
2.拍子
3.ノリについて
4.強拍と弱拍（ダウンビートとアップビート）
5.シンコペーションとバックビート
6.オンビートとオフビート
7.ポリリズム
8.カウント
9.その他のリズムに関する用語

第3章　スケール
1.メジャースケールと調
2.メジャースケールを使ったフレーズ作り
3.マイナースケールと調
4.移調と転調
5.モードスケール（スケールの転回形としての）
6.ペンタトニックスケールとブルーノート
7.その他のスケール
8.モード音楽

第4章　コード
1.コードとコードネーム
2.パワーコード
3.トライアド（三和音）
4.四和音
5.ダイアトニックコード
6.セカンダリードミナントコードとドミナントモーション
7.テンションとアボイドノート
8.代理和音
9.コードの機能とコード進行
10.メロディへのコード付け（ハーモナイズ／音価）
11.コードボイシング
12.コードを使ったソロの作り方
13.コードとスケールの関係

第5章　ギター譜の読み方
1.基本的な弾き方を表わす記号と用語
2.基本的なテクニックに関する記号と用語
3.トリッキーテクニックを表わす記号
4.その他の記号／略号
5.アレンジや譜面に関する用語
6.演奏内容に関する用語