■著者について 上田 じん(うえだ・じん) 京都市出身。12歳よりトランペットを始め、京都市立堀川高等学校音楽科分校、東京藝術大学音楽学部を卒業。これまでにトランペットを早坂宏明、藏野雅彦、北村源三各氏に、室内楽を稲川栄一、栗田雅勝、神谷敏の各氏に師事。第69回日本音楽コンクールトランペット部門第一位、松下賞受賞。2001年BuzzFiveとして、ジャパンブラスコンペティション2001第一位、大賞、川崎市長賞、洗足学園賞を受賞。2002年シエナ・ウインド・オーケストラに入団。平成16年度青山音楽賞受賞。2007年東京シティ・フィルに入団し、2015年まで一番奏者を務める。2009年平成21年度新進芸術家海外研修制度(文化庁)研修員としてワイマール・フランツリスト音楽院に留学し、トランペットをUwe・Komischke氏に、室内楽をWalter・Hilgers氏に師事。2012年東京オペラシティリサイタルシリーズ B → C に出演、好評を博す。2017年より名古屋音楽大学に赴任し、後進の育成の本務とする。これまでに東京フィルハーモニー交響楽団、東京交響楽団、東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団、セントラル愛知交響楽団などと協奏曲を共演。2004年ソロアルバム「カレイドスコープ」、2006年「テレスコープ」、2013年「マイクロスコープ」、2022年7月に「ペリスコープ」を発表。現在、名古屋音楽大学准教授、シエナ・ウインド・オーケストラ契約団員、金管五重奏団BuzzFiveリーダー、東京トランペットカルテット、京都トランペットグループサマーブリーズ各メンバーのほか、名古屋音楽大学の学生とのグループ「めいおん☆トランペットメイジャーズ」「めいおん☆オケスタ、ウイスタ部」などを主宰。また2020年6月より「めいおん☆ジュニアウインド」を発足させ、早期教育の促進、地域貢献などにも注力。教則本などの執筆にも力を注ぎ、2018年11月に『上田じんの 読むだけでトランペットがうまくなる本』を出版する。スタジオプレーヤーとしても活動し、CM、ゲーム音楽、ドラマBGMを始め、TVアニメ『響け!ユーフォニアム』の高坂麗奈のトランペットを担当し注目された。