そんなhideの音楽のバックグラウンドには、必ず共同制作者I.N.A.の姿があった。 X JAPANのマニピュレーターとしてhideと出会い、彼のソロ活動をはじめ音楽活動のすべてを支え、共に楽曲を作り続けたI.N.A.だけが知る、hideの人柄、音楽に対する真摯な姿勢と想い。 これまで誰にも語られることのなかったhideの姿が、いま浮き彫りになる。
本書初版発行から6年。hide生誕60周年記念スペシャルBOX『REPSYCLE~hide 60th Anniversary Special Box~』にて、 遂に完成を迎えた未完の3rdアルバム『Ja,Zoo』。続いていくhideの世界、そして未来へ。著者 I.N.A.が思いの丈を「あとがき」として書き足した改訂版。
<著者プロフィール> I.N.A.(イナ)(hide with Spread Beaver) hideの共同プロデューサー&プログラマー、hide with Spread Beaverのメンバー、またX JAPANのツアーサポートメンバーとして、日本のロック界を裏側から支えてきた音楽プロデューサー。楽曲提供、作詞、作曲、サウンドプロデュース、アレンジ、DJ、その活動は多岐にわたり、様々なアーティストへ唯一無二のサウンドを提供。近年は、映像編集、書籍監修、執筆、グッズデザインなど創作の幅をさらに広げながらマルチに活動している。2022年公開の映画『TELL ME ~hideと見た景色~』では、原案協力や楽曲監修で制作に参加。