カワイ出版
瑞慶覧尚子:混声合唱とピアノのための「祈る日」
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作曲:瑞慶覧尚子
A4判/56頁
グレード:中級
演奏時間:約20分45秒~22分
ISBN 978-4-7609-1978-9
2017年11月3日、東京都の国立市制施行50周年事業として、音楽を通じて市民の平和意識の醸成と一体感を推進することを目的とし発表された合唱作品。国立市では1945年8月6日(広島)と8月9日(長崎)に原爆が投下されたこの日を「ふつうの日にしない」ため、毎年市民から一行のコトバを募り、多くの市民とともに平和について考え、平和を願っている。平穏な日々から一転して恐ろしい地獄のような現実が生まれ、その絶望の中から光を見出し平和を祈る人々の思いを、寄せられたコトバと共に構成された作品。間奏曲含め全7曲。
1. ボートは川を走っていく (3’00”)
2. 光 (2’00”)
3. ふるさとの川 (1’30”)
4. それはひどく~ギラギラノ破片ヤ(5’15”)
5. 祈る日 (3’50”)
間奏曲 (1’30”)
6. 平和のたね (3’40”)
<まえがき>
「祈る日 ~混声合唱とピアノのための~」は、国立市制施行50周年を記念し、『くにたち平和組曲「祈る日」』として委嘱を受け、国立市公募の合唱団により初演されました。
国立市は、毎年平和事業の一環として、原爆の日を忘れないための一行のコトバの募集を行っています。そして「入選作品を基に合唱曲を」という願いから『くにたち平和組曲「祈る日」』の実現に至りました。そのことは、長年国立市が抱き続けている平和への強い希求の証なのだと思います。11編の市民メッセージは朗読や歌詞となって作品を支え、ロセッティ、八木重吉、原 民喜の詩も加えて作曲者自身が構成した4章で成り立っています。
第一章『平和の風景』 「ボートは川を走っていく」「光」「ふるさとの川」
第二章『八月』 「それはひどく」「ギラギラノ破片ヤ」
第三章『鎮魂』 「祈る日」
第四章『希望』 「平和のたね」
初演では、原爆で命を全うできなかった人々の声を「メッセージ」や「少年の声」として登場させました。少年が見た風景とはどういうものだったのでしょうか。広島・長崎の人々の内なる声を聞きながら、次の世代に継いでいかなければならない使命感に突き動かされ完成までたどり着いた、そのような作曲の日々でした。
作品は合唱曲として曲だけを歌って、また語りや台詞を入れても良いと思います(初演時の演出を巻末に同時収録しています)。それぞれの合唱団の想いを表現して下さい。
瑞慶覧尚子
収載曲
[1] 1. ?ボートは川を走っていく
[2] 2. ?光
[3] 3. ?ふるさとの川
[4] 4. ?それはひどく?ギラギラノ破片ヤ
[5] 5. ?祈る日
[6] ? 間奏曲
[7] 6. ?平和のたね
商品詳細
発売日 |
2022/8/1 |
サイズ |
A4 |
ページ数 |
56 |
JAN |
4962864889275 |
ISBN |
9784760919789 |
楽器 |
合唱 |
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