ピアノによる想い　さらり・しきたりⅠ／Ⅱ

グレード：初級
演奏時間：約22分

日本の様々な文化・風習を幻想的に表現した、2つのピアノ組曲。単旋律が用いられる等、技術的には易しいが、独特の響きを持ったハーモニーは、四季折々の日本伝統行事を幻想的に描く。
2008年10月に「あらしのひでを 作品コンサート」にて初演された。


さらり・しきたり I
1 おみくじ（0’44”）
2 すごろく（0’27”）
3 がんかけ（0’58”）
4 かざまつり（0’23”）
5 たなばた（0’45”）
6 はつゆめ（1’00”）
7 おみやまいり（0’38”）
8 えんぎもの（0’27”）
9 ひなまつり（1’10”）
10 はつもうで（1’02”）
11 さぎちょう（0’34”）
12 せつぶん（1’50”）

さらり・しきたり II
1 かきぞめ（1’36”）
2 はなまつり（0’41”）
3 しょうぶゆ（1’27”）
4 ころもがえ（2’10”）
5 とうろうながし（0’50”）
6 じゅうごや（1’22”）
7 しちごさん（0’46”）
8 つごもりそば（0’50”）
9 げんまん（1’05”）


嵐野英彦（あらしの　ひでを）

京都市出身
東京藝術大学音楽学部作曲科卒業
清水 脩、松本民之助、三木鶏郎 各氏に学ぶ。
尚美学園、滋賀大学教育学部、大阪芸術大学音楽学科にて後進の指導にあたる。
作品は「森永ピポピポ」のCM音楽から、上方落語を素材とするオペラ・ブッファまで多岐にわたるが、現在「京ことば」による歌曲、子どものためのピアノ作品がよく演奏されている。
出版物にピアノ曲集、歌曲集、和声法（共著）キーボード・ハーモニィ（共著）ソルフェージュ・テキストがある。
現在、（社）全日本ピアノ指導者協会〈ピティナ〉理事、大阪芸術大学非常勤講師、（社）日本作曲家協議会、詩と音楽の会、（社）日本著作権協会会員。

作曲：嵐野英彦