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カワイ出版

なかにしあかね:混声合唱組曲「ひとつの時代」

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作曲:なかにしあかね
作詩:林 望
A4判/32頁
グレード:中級
演奏時間=約9分30秒
ISBN 978-4-7609-1356-5

詩のもつどこか懐かしい雰囲気が昭和の合唱サウンドとして蘇る。そして世代を超えて過去から未来へ引き継ぐ意思を感じることができる。サウンドのイメージと言葉のイメージが見事に重なりあった作品である。

<まえがき>

30年来の大切な友人であり、いつも頼れる“兄貴”であり続けて下さる高橋基之氏より、筑波大学混声合唱団創立40周年記念のための委嘱新作をご依頼頂いた。筑波大学混声合唱団OBOG会と現役学生の合同合唱団で歌って下さる作品で、3曲組で、愛唱歌的に歌える作品を、とのご希望だった。
前回の演奏会の録音を聴かせて頂いた第一印象は、「昭和の音!!」だった。もちろん、とてもいい意味である。40年の歴史がそうさせるのか、顔を合わせた瞬間に時空を超えて学生時代に戻られるのか、おそらく合唱団としての彼らの時計は、常に学生時代を指向している。だから若々しい。そして、清く正しく昭和の合唱サウンドを瞬時に体現できる。これは年齢の問題ではなく、合唱団としてのありようが演奏会前召集の同窓会なのだから、当然と言えば当然なのかも知れない。
この筑波サウンドを聴いてすぐに閃いたのが、林望先生よりお預かりしていた詩の数々だった。林先生の、どこか懐かしく、のびやかに広がる情景と、透明感と、空気の湿度や肌触りまでもが感じられるような、繊細な心の襞を包み込むような、そしてしっくりと落ち着く言葉。たくさん送って頂いていた詩の中から、3篇を選んで組曲に構成した。サウンドのイメージと言葉のイメージを重ね合わせて、ごく自然に音が溢れ出てきた。

改めて日本各地の合唱団に思いを馳せると、同窓会的成り立ちでなくとも、若い時代から歌い続けてきた誇りと熟練の技の結集に、敬意を感じる機会はとても多い。年齢に関わらず、林先生の言葉に導かれて、情景に心を放ち、せつなく透き通り、声を「あはせる」喜びに湧く、そんな時間を共にして頂けたら幸いである。

なかにしあかね

収載曲

ひとつの時代
  作曲: なかにしあかね
  作詞: 林 望
  グレード: 中級
わすれなぐさ
  作曲: なかにしあかね
  作詞: 林 望
  グレード: 中級
乾杯の歌
  作曲: なかにしあかね
  作詞: 林 望
  グレード: 中級

商品詳細

発売日 2015/1/1
JAN 4962864913567
ISBN 9784760913565
楽器 合唱
難易度 中級
1 / 8