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カワイ出版

女声合唱組曲 白鳥

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国民文化祭なら2017「合唱の祭典」の女声合同曲として委嘱された。
奈良県ならではのモチーフを使い、奈良県発の、文化の発信でありたいということから、詩人の書き下ろしの詩の中から「満月」「砂漠」「白鳥」「明日」の4曲に付曲された。
「白鳥」はヤマトタケルが死後白鳥になって故郷に帰る、という伝説を聞くものに呼び起こす。

<まえがき>

 本作は、2017年11月に奈良県で開催された国民文化祭で、奈良県合唱連盟女声合同合唱団200名で演奏されるための新作としてご依頼頂き、作曲したものです。
 文化を育てるのには時間がかかります。毎年各県持ち回りで国民文化祭が開催されることの重要な意義は、開催県の皆様のご努力やご苦労が、長い時間の中でその土地の肥やしとなり、次世代を育てる豊かな土壌となることだと思います。  奈良県で開催される国民文化祭においても、ぜひ、本番までの半年間だけでなく、その後に続く奈良県の合唱活動に豊かな彩りを添えられるような作品を書かせて頂くことができたら、と願って、『白鳥』は生まれました。
 奈良県ならではのモチーフを使い、奈良県発の、全国津々浦々へと広がる文化の発信でありたいと考え、様々な試行錯誤の末に、詩人のみなづきみのりさんからたくさんお預かりしていた詩の中から「満月」「砂漠」「白鳥」「明日」の4曲で構成しました。
 月を見て大切な人を想う「満月」は、大和の時代から連綿と続く日本人の繊細な精神の象徴であり、同様のテーマの和歌もたくさんあります。「砂漠」で、満月を背に国を追われる王子の姿は、転戦に次ぐ転戦の中、大和の国に帰りたいと切望しながら果たせなかったヤマトタケルの姿に重なります。「白鳥」は、そのヤマトタケルが、亡くなった後に白鳥となって大和の国に帰ったという伝説を想起させ、同時に、今こそ勇気を持って飛び立つ白鳥のように飛翔しようという決意あるいは応援の歌でもあります。「明日」は、気分を変えて明るく前向きなフィナーレですが、歌詞の中に登場する「萩」は、万葉集最多登場の花であり、奈良県には名所がたくさんあります。   

なかにしあかね

収載曲

[1] 満月
  作曲: なかにしあかね
  作詞: みなづきみのり
  編成: 女声合唱
  グレード: 中級
[2] 砂漠
  作曲: なかにしあかね
  作詞: みなづきみのり
  編成: 女声合唱
  グレード: 中級
[3] 白鳥
  作曲: なかにしあかね
  作詞: みなづきみのり
  編成: 女声合唱
  グレード: 中級
[4] 明日
  作曲: なかにしあかね
  作詞: みなづきみのり
  編成: 女声合唱
  グレード: 中級

商品詳細

発売日 2017/11/5
JAN 4962864917930
ISBN 9784760917938
楽器 合唱
1 / 8