カワイ出版

なかにしあかね 混声合唱とピアノのための 四季の翼

商品情報にスキップ
1 Translation missing: ja.general.slider.of 1

カワイ出版

なかにしあかね 混声合唱とピアノのための 四季の翼

通常価格 2,090 (税込)
通常価格 セール価格 2,090 (税込)
セール

icon 3,300円以上で送料無料

残りわずか
通常翌営業日出荷(取り寄せの場合は目安7~14日)
札幌放送合唱団の創立75周年を記念して委嘱された作品。
J.キーツをはじめとする、18世紀から19世紀にかけてのイギリスの3人の詩人の詩を、作曲者自ら訳したテキストを使用している。イギリスの詩人の世界が北の大地に息づく北海道の人々の姿と重なり合い、作品は生まれた。

<まえがき>

 ジョン・キーツの言う「ネガティヴ・ケイパビリティーNegative Capability=無作為の力」とは、その字面から受ける印象とはうらはらに、非常に高い能力をともなった人間性の豊かさを指す。短絡的にレッテルを貼ったり、短気に理由を求めるのではなく、不確かさの中にとどまれること。世の中のすべての物事が解決可能ではないという状態を受容出来ること。確かさと不確かさの狭間に、多くの部屋=受容する空間を持ちうること。キーツはこの言葉で、シェイクスピアをはじめとする過去の偉大なる詩人達の突出した能力を表そうとした。
 私にとって北海道は常に憧れの地であった。北の大地に生きる人々はこの「ネガティヴ・ケイパビリティー」に長けた人々という印象を持ち続けている。札幌放送合唱団創立75周年記念の作品をご依頼頂く栄に浴し、合唱団の音を聴かせて頂いた上で、テキストを英詩の翻訳でとご提案させて頂いた。ロセッティ、デ・ラ・メア、エリオット、テニソン・・・そしてキーツに至った時、自分の中で北の大地と英詩の世界が合致した。
 細かいことを気にしないおおらかさ(いい意味で!)、厚かましさの感じられない柔らかな存在のしかた(いい意味で!)、長い冬を過ごす知恵と春の喜び・・・キーツの詩は、さまざまな側面において、北の大地、そして札幌放送合唱団の音に対する私の印象と重なり合う。
 この作品が、これから取り組んで下さる皆様によって、ぜひ、厳しい気候に耐える静かな強靭さと良きゆるさを併せ持つ翼で羽ばたかせて頂けることを願ってやまない。

なかにしあかね

収載曲

[1] 五月に ? ? ? ?
  作曲: なかにしあかね
  作詞: J.トムソン
  訳詞: なかにしあかね
  編成: 混声合唱
[2] 砕け! 波よ!
  作曲: なかにしあかね
  作詞: A.テニソン?
  訳詞: なかにしあかね
  編成: 混声合唱
[3] 秋に ? ? ? ? ?
  作曲: なかにしあかね
  作詞: J.キーツ  ?
  訳詞: なかにしあかね
  編成: 混声合唱
[4] 十二月の夜
  作曲: なかにしあかね
  作詞: J.キーツ  ?
  訳詞: なかにしあかね
  編成: 混声合唱
[5] 四季の翼 ? ?
  作曲: なかにしあかね
  作詞: J.キーツ  ?
  訳詞: なかにしあかね
  編成: 混声合唱

商品詳細

発売日 2018/6/1
サイズ A4
ページ数 68
JAN 4962864919767
ISBN 9784760919765
楽器 合唱