カワイ出版

合唱エクササイズ 表現編Ⅰ

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合唱エクササイズ 表現編Ⅰ

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著者:北條加奈
B5判/32頁
グレード:初級
ISBN 978-4-7609-2848-4

合唱団の練習のうち、前半のウォーミングアップの時間を利用して、合唱団のスキル向上のために簡単にできる著者秘蔵の練習メニューを公開。1ヶ月に1つの課題を決め、4回の練習でその課題を達成できるような練習メニューを考案している。
新シリーズは「表現編」と題し、作品に要求される多様な表現を理解し、息の流れや呼吸方法から発語に至るまでを段階的に習得し、音楽を表現できるように練習するプログラムである。

北條加奈
東京藝術大学声楽科卒、同大学院修士課程を修了。
中学校在学中、合唱部に所属したことを機に、声楽の勉強を開始。
以後、国内外の合唱コンクールに出場し、数々の入賞経験を経て、声楽とアンサンブル双方の研鑽を積み重ねる。
その長い経験で培われた合唱・発声指導は非常に高く評価されており、ヴォイストレーナー・合唱指揮者として、児童合唱団からシニア層まで、年代を問わず数多くの合唱団体の指導にあたっている。
また、演奏会ソリストとして、宗教曲から演歌・ポップスのアレンジ曲など、ジャンルを問わない幅広い声楽レパートリーを持ち、日本各地の合唱団体やオーケストラと共演。その柔軟な声から生まれる豊かな表現はいずれも高い評価を得ている。
NHK東京児童合唱団ヴォイストレーナー・講師。

第1章 『合唱の声はひとつじゃない!』
   第1週 いい声だけじゃなくていい
    第2週 ポップスの時はちょっとだけ喉を上げてみる?!
   第3週 「ポジティヴなため息」
   第4週 息を流して音色のコントロール
第2章 「体」、使えてますか?
   第1週 最低限の必要な筋肉を目覚めさせよう!
   第2週 体をつかうってどういうこと?
   第3週 体から声を解放してみよう!
   第4週 音を移動させるときはどう使うの?
第3章 「良い声・良い音程・完璧な強弱」それだけでいいの?
   第1週 嬉しい時も悲しい時も同じ声?
   第2週 例えば「さようなら」
   第3週 景色を表現してみよう
   第4週 感情が伴った強弱
第4章 『脱・声のケンカ』
   第1週 息は声の柔軟剤
   第2週 柔軟な体と息で誘い出す
    第3週 息でキャッチボールをしてみよう
    第4週 ケンカをしないで歌ってみよう

<まえがき>
演奏(歌うこと)において大切なことは、次のように大きく2つに分けることができます。
1 良い発声で、楽譜に書かれている音程・リズム・強弱を正確に歌う
2 楽曲や歌詞から感じたことや気持ちなどを表現し、聴き手に伝える
この2つのバランスが悪いと、 ・音程も声も良いのに、演奏が心に響かない ・気持ちは伝わるけど、音程が悪くてハーモニーが美しくない といった「残念な演奏」になってしまいます。
本書は「2」の部分「表現し、聴き手に伝えること」に焦点を置いた、豊かな歌唱表現のためのメソッド集です。
悲しい時には悲しい声と息遣いが生まれ、嬉しい時には嬉しい声と息遣いが生まれます。しかし、歌になるとどうでしょう?
楽しい曲、悲しい曲、静かで幻想的な曲、激しい曲、どれも同じ「声」と「息遣い」で歌ってしまっていませんか?
もちろん「1」のような正確な音程や良い発声を求めることは、演奏するにあたってとても大切なことです。しかし、「演奏の『演』は演技の『演』」でもあります。様々な声色や息遣いをフル活用しながら表現し聴き手に伝えるという「2」の部分も、「1」と同じくらい大切なことだと思うのです。
表現し伝える力を高めるといっても、ただ気持ちを込めればいいわけではありません。より深く、豊かに表現し伝えるためには、自分の楽器である体、そこから生まれる声と息を自由に使いこなす能力が必要です。
また、豊かな表現に必要な「体・息・声をコントロールする力」が上がることで、歌唱において多くの人が抱える様々な悩みの解決にも繋がります。
ですから本書では、具体的な表現のトレーニングに加えて、息遣い、体、声の多様性を磨くためのトレーニングも組み込みました。
歌を愛するみなさんにとって、このメソッド集が新たな表現の扉を開くカギになれば幸いです。

北條加奈

商品詳細

発売日 2016/9/1
サイズ B5
ページ数 32
JAN 4962864928486
ISBN 9784760928484
楽器 声楽