平和への願いが込められた3部作が販売楽譜としてリニューアル。今こそ演奏していただきたい作品です。

1998年のインドとパキスタンの相次ぐ原爆実験に憤りを感じ、それが創作するきっかけとなり、吹奏楽とブラス・バンドのために同時に作曲したものです。
「発展」「憂い」「不安」「諍い」「争いと破壊」「そして全ては失われた」の6つの部分から構成されています。機械文明の大きな発展と共に人類のエゴイズムが顔を出し、お互いに争い、そして地球が破壊されるという設定です。
現在においても地球上での紛争が絶え間なく続けられており、また核戦争などの恐怖もあり、環境汚染、環境破壊なども含め、現在抱えている社会問題が早期に解決されることを願い、作曲致しました。
吹奏楽では、1999年5月、長野県の松本ウィンズ・コンソート第7回定期演奏会において、作曲者自身による指揮で、また、ブラス・バンド（金管バンド）では同年6月、高倉正巳氏指揮、東京ブラス・ソサエティによって初演されました。

編成
Piccolo
1st Flute
2nd Flute
Oboe

Clarinet in E♭
1st Clarinet in B♭
2nd Clarinet in B♭
3rd Clarinet in B♭
Alto Clarinet in E♭
Bass Clarinet in B♭
Contrabass Clarinet in B♭

1st Alto Saxophone in E♭
2nd Alto Saxophone in E♭
Tenor Saxophone in B♭
Baritone Saxophone in E♭

Bassoon

1st & 2nd Horns in F
3rd & 4th Horns in F

1st Trumpet in B♭
2nd Trumpet in B♭
3rd Trumpet in B♭

1st Trombone
2nd Trombone
3rd Trombone

Euphonium
Tuba
String Bass

Timpani

Glockenspiel
Xylophone

Snare Drum
Bass Drum

Suspended Cymbal
Triangle
Wind Chime
Gong

Chimes

Chorus (opt.)