文藝春秋
文春新書 ベートーヴェンを聴けば世界史がわかる
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ベートーベンが「市民」をつくった?
「近代+土着」でドイツを勝利させたワーグナー。
歴史の流れがするすると頭に入る、斬新な音楽史&世界史。
「歌は世につれ、世は歌につれ」と言いますが、これは流行歌だけに限った話ではありません。
一般大衆から遊離したハイカルチャーに思えるクラシック音楽も、実は社会、経済と
深いつながりがあるのです。
19世紀に質量ともにピークを迎えたクラシック音楽は、
大都市の市民階級という新しい消費者に向けられた最新の文化商品でもあったのです。
誰が注文し、いかにして作られ、どのように演奏され、どこで消費されたか。
クラシック音楽を知れば世界史がわかる! といっても過言ではありません。
博覧強記の片山杜秀さんが縦横に語りまくる本書を読めば、
激動の近代ヨーロッパの歴史が楽しく頭に入ります。
・音楽が時代の影響を受けやすい経済的理由
・宗教改革で音楽は「簡素」になった
・「時代遅れ」だったバッハ
・トルコ軍楽隊が西洋に与えた影響
・なぜモーツァルトは就活で苦しんだのか?
・革命の騒音が音楽を「爆音化」した
・産業革命が楽器を一変させた
・ベートベン最大のヒット作は「戦争の再現ドラマ」
・世界中が真似たワーグナー・システム ほか
商品詳細
発売日 |
2018/11/20 |
ISBN |
9784166611911 |
楽器 |
書籍 |
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