(株)白水社
オーケストラの音楽史[新装版]
【先着500名様 6,600円以上ご購入】
タオルハンカチプレゼント対象商品
キャンペーン概要はこちら
通常価格
2,970 円(税込)
通常価格
セール価格
2,970 円(税込)
単価
/
あたり
セール
3,300円以上で送料無料
残りわずか
通常翌営業日出荷(取り寄せの場合は目安7~14日)
オーケストラの表現や楽器編成の変化に込められた作曲家の意図や、時代と社会をいかに反映したかを語る。偉大な評論家、最後の著書
本書は、単純に「物としてのオーケストラ」の発展の歴史を追うものではない。ハイドンからラヴェルやスクリャービンまで、オーケストラ音楽の発展に影響のあった大作曲家を例にとり、彼らがオーケストラに何を求め、どのように利用してきたのか、そのためにオーケストラの編成や楽器の使い方がどう変化しているかを見ていくものである。
作曲家は自身の理想の音楽を表現するために、音の強弱の対照や多彩な音色、弦楽器と管楽器の独自のバランスを求め、それはのちにドイツ・フランス・イタリアそれぞれのオーケストラの特徴につながっていく。本書ではオーケストラ音楽の変遷を、その原因や目的という観点から描くかたわら、たとえば啓蒙思想や合理主義がハイドンを通してオーケストラに与えた影響など、社会や時代背景との関係も随所で語られている。著者の言葉を借りれば、「オーケストラの歴史を大局的に眺めてみれば、社会における人間関係の変化や社会的関心の変化をめぐる物語が見えてくる」のである。
『西洋音楽史』がいまなお読み継がれている大評論家パウル・ベッカーが、アメリカ移住後の最晩年に著した幻の一冊。
パウル・ベッカー
商品詳細
発売日 |
2022/4/25 |
サイズ |
四六判 |
ISBN |
9784560094327 |
共有