【ビッグバンド】　Ｆａｔ　Ｍａｍａ’ｓ　ｓａｍｂａ／本多俊之

本の音楽シーンをガッチリ支えたビッグバンド「高橋達也&東京ユニオン」。TVの音楽番組などで彼らの姿を観ない日は有りませんでした。1984年、リーダーの高橋さんからアルバム全体の作・編曲を依頼されました。何と光栄な事!嬉しさと緊張で身体が打ち震えました。当時私は27歳、まだまだの青二才でしたが、当時持てる力を全て振り絞って臨みました。高橋さんからのキツ～い駄目出しも有り(勿論愛に満ちた)、書き直し曲も多々、でも最終的にはとても気に入って頂いて「ビューティーズ/高橋達也&東京ユニオン」というアルバムとしてリリースされました。

その翌年には、6大学20周年記念コンサートに、制作側から委嘱を受けて作・編曲したナンバーを携えてゲスト出演しました。この演奏は「6大学ビッグ・バンド・コンサート’85」というアルバムとしてリリースされました。どうやらビッグバンドにかなり接近していた時期だったようです。

これらの楽曲のスコアは長らく行方不明になっていましたが、今年事務所倉庫の奥から出て来たのです!まさにタイムカプセル!
今回出版されるのは、その中の4曲です。
あの時代の熱いサウンド満載です!
ビッグバンド・ファンの方のみならず、吹奏楽ファンの方など沢山の方々に演奏して頂けたら大変嬉しいです。
そして、出版に向けてご尽力頂いたスタッフの皆さんに、この場をお借りして感謝の意を表したいと思います。
(本多 俊之)

編成
B♭ Soprano Saxophone
E♭ Alto Saxophone
B♭ Tenor Saxophone 1 (Flute)，2
E♭ Baritone Saxophone

B♭ Trumpet 1，2 (Flugel Horn)，3，4

Trombone 1，2，3
Bass Trombone

Guitar
Piano
Bass
Drums， Latin