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リュック・フェラーリ センチメンタル・テールズ あるいは自伝としての芸術
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仏電子音楽の巨匠リュック・フェラーリが遺した「自伝」と、
自伝的エピソードをもとに構成された傑作《センチメンタル・テールズ》を本邦初訳。
越境し続けた人、フェラーリの芸術の神髄を伝えるファン必読の書が誕生!
【2月末から本サイトにて先行発売開始!(ただいま予約受付中。先着100名様に限定グッズを進呈します)】
大友良英さん(音楽家)、推薦!
“
フェラーリの果敢な冒険と実験がなければ、
今、わたしたちがあたりまえのようにやっている
音楽や音楽の作り方はこの世に存在しなかったし、
僕らの聴いている音楽は
今よりもずっと退屈なものだったに違いありません。
20?21世紀フランスの現代音楽/電子音楽の巨匠リュック・フェラーリ(1929-2005)が遺した18の断章からなる「自伝」、そして数々の自伝的エピソードをもとに、会話と音楽と日常音とを融合させてフェラーリ特有の「逸話的音楽」を実現したヘールシュピール(ラジオ・ドラマ)の傑作《センチメンタル・テールズ》を、フェラーリ研究の第一人者、椎名亮輔が本邦初訳。
公私ともにパートナーであったブリュンヒルド・メイヤー・フェラーリの全面的な協力を得て、写真も多数掲載。
その数奇な生涯をつづった「リュック・フェラーリ小伝」およびドイツで生まれたラジオ・ドラマ芸術「ヘールシュピール」についての解説「ドイツにおけるヘールシュピール小史」を付した。
“
と?うして私か?自伝を書こうと思ったのか自問している。
まるて?、過去の間違ってさえいる人生か?、
いや、思い出によって間違ったものとされている人生か?、
現在時を過き?去るもの何て?あれ説明て?きるかのように。
と?うして知ることか?て?きよう?!
──リュック・フェラーリ「自伝No.1」より
プロフィール
リュック・フェラーリ(Luc Ferrari)
フランスの作曲家。1929年2月パリ生まれ。コルトー、オネゲル、メシアンに師事。GRM創設においてピエール・シェフェールとともに働く。器楽、ミュジック・コンクレート、電子音響音楽、映画、インスタレーションなど、さまざまな分野で活躍。スタジオ「回路の詩神」を設立したが、のちに離れる。その後、個人のホーム・スタジオ「アトリエ・ポスト=ビリッヒ」を作る。世界各地で演奏、講演、教育活動をおこなう。2005年8月、イタリアのアレッツォにて客死。
椎名亮輔(しいな・りょうすけ)
1960年東京生まれ。東京大学大学院博士課程満期退学。ニース大学文学部哲学科博士課程修了。同志社女子大学教授。著書に『音楽的時間の変容』(現代思潮新社)、『狂気の西洋音楽史』(岩波書店)、『デオダ・ド・セヴラック』(アルテスパブリッシング、第21回吉田秀和賞受賞)、主要訳書に、マイケル・ナイマン『実験音楽』(水声社)、ジャクリーヌ・コー『リュック・フェラーリとほとんど何もない』(現代思潮新社)などがある。プレスク・リヤン協会日本支局長(ttp://association-presquerien.hatenablog.com/)。
CONTENTS
リュック・フェラーリ|自伝
リュック・フェラーリ|センチメンタル・テールズ
リュック・フェラーリ小伝(椎名亮輔)
ドイツにおけるヘールシュピール小史(筒井はる香)
商品詳細
発売日 |
2016/3/10 |
ページ数 |
280 |
ISBN |
9784865591361 |
楽器 |
書籍 |
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