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齊藤一也:ショパンの「小犬のワルツ」による即興曲
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皆さんは犬や猫はお好きでしょうか。ピアニストの齊藤一也が八ヶ岳北杜国際音楽祭にてサン=サーンス作曲の「動物の謝肉祭」を演奏した際に余興として他にも動物が登場する楽曲を演奏してほしいという要望に応え生まれた編曲、その名も《ショパンの「小犬のワルツ」による即興曲 ― ネコ好きのための ―》。ショパンの「小犬のワルツ」と誰もが一度は耳にしたことがある「猫ふんじゃった」が見事な融合を果たします。「小犬のワルツ」の持つ気品さはそのままに、カプリッチョ的な性格と即興的な要素をふんだんに取り入れ、アンコールピースとしても大いに盛り上がるような工夫が凝らされています。
作品について
”犬派か猫派か”世間で度々話題に上るテーマである。事実、実家で犬を飼っていた私は、もともと大の犬好きであった。それが留学先のパリで、近所のスーパーの看板猫『ミヌー』に出会って以来、すっかり猫派になってしまった。(猫を飼うという夢は、残念ながら未だ実現していない)。
2011年、故・三木稔氏が音楽監督を務めていた「八ヶ岳北杜国際音楽祭」で、サン=サーンスの「動物の謝肉祭」を演奏した際、余興としてピアノソロで他の動物を登場させてみたらどうかという提案があった。真っ先にショパンの「小犬のワルツ」と「猫ふんじゃった」の2曲が頭に思い浮かんだが、どちらかを選んでしまったら冒頭に書いたような”犬派か猫派か”論争を引き起こしてしまうのではないか。お人好しの私はそう考えて、この2曲をミックスするというアイディアを思いついた。それが、この「ショパンの小犬のワルツによる即興曲 ― ネコ好きのための ―」の原型である。以来、アンコールやアウトリーチで即興演奏として度々披露してきたが、今回出版するにあたり譜面に書き起こすに至った。
ショパンの「小犬のワルツ」の持つ気品さはそのままに、カプリッチョ的な性格と即興的な要素をふんだんに取り入れ、ヴィルトゥオーゾ・ピースとしても大いに盛り上がるよう工夫を凝らした。演奏する際には、記譜通りに弾くことに囚われず、奏者の閃きやアイディアも尊重して自由に演奏してほしいと思う。曲中には、小犬に負けずと目立ちたがり屋な猫をはじめ、恥ずかしがり屋だったり、甘えん坊な猫もいたり、まさに『十猫十色』である。たくさんの猫たち(一体何匹いるのやら・・・)を見つけてもらえたら本望である。(齊藤 一也)
商品詳細
発売日 |
2021/10/11 |
サイズ |
菊倍 |
ページ数 |
12 |
ISBN |
9784909668783 |
楽器 |
ピアノ |
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