大人のギター倶楽部 presents ライヴレポート 「聖飢魔II vs BABYMETAL~悪魔が来たりてベビメタる~」

大人のギター倶楽部 presents ライヴレポート 「聖飢魔II vs BABYMETAL~悪魔が来たりてベビメタる~」 8月30日(土) DAY.1『遭遇 -Encounter-』 8月31日(日) DAY.2『衝撃 -Impact-』 (神奈川・Kアリーナ横浜)

 聖飢魔IIとBABYMETALのジョイントギグ<聖飢魔II vs BABYMETAL~悪魔が来たりてベビメタる~>が、8月30日・31日の2日間に亘ってKアリーナ横浜で開催された。実は両アーティストの対バンという話は約10年前の時点であったそうだが、諸般の事情により開催には至らず、聖飢魔IIが地球デビュー35周年期間限定再集結を行った魔暦22(2020)年にも話が出たが、コロナ禍の影響により立ち消えになった。つまり、今回の<聖飢魔II vs BABYMETAL~悪魔が来たりてベビメタる~>は足かけ10年を経てようやく実現した公演ということで、聖飢魔IIの構成員、そしてBABYMETALのメンバー共にモチベーションの高い状態で臨んだことは想像に難くない。

そして、邦メタルシーンの二大巨頭ともいえる聖飢魔IIとBABYMETALの競演は、アナウンスされると同時に大きな注目を集めた。両アーティストのファンはもちろん、“観たい!”と思ったリスナーは数知れず、20,000人キャパの横浜Kアリーナにおける2デイズ公演でありながらチケットは瞬時にソールドアウトとなり、両日共に特別席のチケットが追加発売されるほどの大盛況となった。

その理由は、よくわかる。聖飢魔IIとBABYMETALは“ヘヴィメタル”という共通点はあるが、共にシーンの中では異端と呼ばれる存在であり、どちらも強固な世界観を備えている。両者が同じ空間でライヴ(大黒ミサ)を行ったら、どんな化学反応が起きるのだろうと思ったリスナーは多かっただろう。一般的な対バンライヴとは、また違ったものになるに違いないと。自分自身も大きな期待を抱いて、Kアリーナ横浜へと足を運んだ。

8月30日(土) DAY.1『遭遇 -Encounter-』

 開演に向けて客席の熱気が徐々に高まっていく中、場内が暗転して<聖飢魔II vs BABYMETAL~悪魔が来たりてベビメタる~>の開催に至った経緯のナレーションが入った。

「音楽を媒介にして悪魔教を布教し、地球征服を目指している聖飢魔II。2010年、メタルの神“キツネ様”に召喚された神バンドBABYMETAL。

BABYMETALは“THE ONE”という言葉のもとにバラバラになった世界を1つに纏めると公言。BABYMETALは新しいジャンルのエンターテイメントとして、たちまち世界を席巻した。

聖飢魔IIは10年前の地球視察の際に、この情況を看過できるわけないとして、聖飢魔II結成以来の最大級の問題として扱うこととなった。様子を窺うだけで相まみえることはなかったが、互いに自らのテリトリーを侵すものは許さない。

それから10年が経過し、魔暦27年('25)本日、ついに遭遇する時がきた。敵なのか? 味方なのか? 勝ち残ったほうが、この世の真の支配者となるのか?」

ライヴレポート 「聖飢魔II vs BABYMETAL~悪魔が来たりてベビメタる~」 01
photo by Takahide“THUNDER”Okami

客席から“おおーっ!”という歓声が上がる中、『ゴジラのテーマ』とゴジラの咆哮が響き渡り、 ステージ後方の高所に設置されたサブステージ上に聖飢魔IIの構成員達が姿を現した。楽器陣が奏でる「創世紀」に合わせてステージに棺が運び込まれ、中からデーモン閣下が登場し、大歓声と拍手が湧き起こる。そして、大黒ミサはアップテンポの「1999 Secret Object」で幕を開けた。

身体を揺する怒涛の音圧とタイトさを併せ持ったサウンドが全身に心地いいし、1曲目から華やかなステージングを織り成しながら演奏する構成員達の姿に目を奪われる。現在の聖飢魔IIは地球デビュー40周年期間限定再集結のホールツアーを終えたところだが、同ツアーは全公演ソールドアウトとなった。それも納得できる上質なステージにオーディエンスも熱いリアクションを見せ、大黒ミサが始まると同時に場内のボルテージは一気に高まった。

その後はアッパー&キャッチーな「Jack The Ripper」、ヘヴィなシャッフルチューンの「老害ロック」を続けてプレイ。アリーナ中央まで伸びた花道に力強く立って歌い、圧巻のハイトーンシャウトを決めるデーモン閣下。色気を感じさせる立ち居振る舞いとソリッドなギターワークの取り合わせで魅了するルーク篁参謀。どこかR&Rが香るギタープレイとワイルドなステージングが最高にカッコいいジェイル大橋代官。ベースアンプの前に仁王立ちしてファットなグルーヴを紡いでいく職人的な姿が魅力的なゼノン石川和尚。ドラムセットの後ろから強い存在感を発しながらテクニカルなフィルを織り交ぜたハイレベルなドラミングを展開するライデン湯澤殿下。それぞれが自身の個性を存分に出すことで強固なケミストリーが生まれる辺り、聖飢魔IIはバンドの1つの理想形だなと、あらためて思わずにいられなかった。

デーモン閣下のお馴染みのMC(詳細を書くと問題がありそうなので割愛しますが、閣下が「ミサに向けて、どこの首を洗ってきたんだ?」と問いかけて女性オーディエンスが「〇首ぃー!」と応えたり、青森県南部地方および岩手県地方の紅玉の呼び方を全員に叫ばせたりするというものです)で場内を大いに沸かせた後、中盤では緩急を効かせたリズムアレンジが光る「アダムの林檎」やクールな雰囲気の「Kiss U Dead Or Alive」、パワフル&エモーショナルな「Next Is The Best!」などが届けられた。

ライヴレポート 「聖飢魔II vs BABYMETAL~悪魔が来たりてベビメタる~」 02
photo by Takahide“THUNDER”Okami

今回の公演に合わせて「アダムの林檎」の途中に「BABYMETAL Is Dead(「HEAVY METAL IS DEAD」の替え歌)を挿入して披露したことに“おおっ!”と思わされたし、「老害ロック」や「Kiss U Dead Or Alive」「Next Is The Best!」といった最新大教典『SeasonII』(2025年/魔暦27年7月)に収録されている楽曲を、音源以上にヘヴィに聴かせたことも印象的だった。このことから始動より長い年月を経ている聖飢魔IIが、今なお進化し続けていることが伺える。

大黒ミサ終盤では客席から大合唱が湧き起こった「蠟人形の館」と力強く疾走する「Fire After Fire」を、畳みかけるようにプレイ。気持ちを駆り立てる瞬間の連続にオーディエンスも熱狂的な盛り上がりを見せ、広大なKアリーナ横浜の場内が1つになったことを感じさせて聖飢魔IIはステージから去った。

ステージ変換のためのインターバルを経て、突然場内に設置された巨大なLEDスクリーンにアニメーションが映し出された。内容を要約すると、10万年前に、とあるもののけがダミアン浜田陛下に命を救われた。陛下の魔力により回復したことで、もののけの体内にはメタルの血が流れるようになり、メタルの神“キツネ様”となる。そして、キツネ様はBABYMETALを召喚した」というもの。

つまり、今回の<聖飢魔II vs BABYMETAL~悪魔が来たりてベビメタる~>のために、彼らはバックストーリーを公開したというわけだ。手の込んだ仕掛けを施すのはさすがだし、こういった手法を採って違和感がないのは聖飢魔IIとBABYMETALの顔合わせだからこそと言える。アニメーションを観たオーディエンスが、“これは一層面白いことになってきたな”と胸を高まらせたことを、はっきりと感じ取ることができた。

続いてBABYMETALのオープニングSEが流れ、場内にヘヴィ&ソリッドなインストゥルメンタルの「BABYMETAL DEATH」が轟いた。ステージ後方のサブステージにBABYMETALの3名が姿を現し、客席から“グワァーン!”という感じの大歓声が湧き起こる。BABYMETALのメンバー達はキレのいいダンスを展開した後メインステージに降り立ち、早くもランエリアに散らばって華やかなアクションを見せる。強大な世界観を備えた聖飢魔IIの黒ミサの直後にも拘わらず、瞬く間に場内をBABYMETALの世界へと染め上げたのは、さすがの一言に尽きる。

その後はハイテンションな「ヘドバンギャー!!」や“祭り感”を打ち出した「PA PA YA!! (feat. F.HERO)」、ヒステリックな「BxMxC」などを相次いで披露。力強さと透明感を兼ね備えたSU-METALの歌声やファットなスクリーモを交えつつフィジカルなダンスを織り成すMOAMETALとMOMOMETALのパフォーマンス、ラウドなサウンドなどが折り重なって生まれる“持っていき力”や“惹き寄せ力”には圧倒的なものがある。また、彼女達のダンスは3名がしっかりシンクロしていながら、それぞれの個性を味わえるものになっているのも実に良かった。

ライヴレポート 「聖飢魔II vs BABYMETAL~悪魔が来たりてベビメタる~」 03
photo by Taku Fujii

 MCを一切入れることなく、和テイストとヘヴィネスを融合させた「METALI!! (feat. Tom Morello)」やエモーショナルな「Sunset Kiss (feat. Polyphia)」、アッパーな「Song 3 (feat. Slaughter to Prevail)」といったナンバーでさらに世界観を深めていくBABYMETAL。彼女達のステージを観ていると、“同じメタルでも、聖飢魔IIとBABYMETALは全く違うな”と思わずにいられない。

王道的なメタルをベースにしたメロディックかつキャッチーな聖飢魔IIに対して、BABYMETALは圧倒的なスピード感やヘヴィネスなどが押し出されていて、よりモダンなロックに仕上がっていることが印象的だ。聖飢魔IIは“心に訴えかけるメタル”というイメージで、BABYMETALは“脳髄を直撃するメタル”といったところか。BABYMETALのライヴは強い病みつき感があり、彼女達の虜になるリスナーが後を絶たないことは大いに頷ける。

その後は、キャッチーな「ギミチョコ!!」や緊迫感を放つ「from me to u (feat. Poppy)」を聴かせた後、「イジメ、ダメ、ゼッタイ」をプレイ。ラストソングとなった同曲ではデーモン閣下がステージに姿を現し、仲良くセッション……かと思いきや、閣下はBABYMETALのライヴを邪魔するような動きを見せ、怒気を含んだ声でSU-METALが「悪魔、ダメ! 悪魔、ダメ!」と繰り返し叫ぶことも意に介さず、悪魔の教えを滔々と語り続ける。そんな“対決”という言葉がふさわしいぶつかり合いの情景でBABYMETALのライヴは終演となった。

ライヴレポート 「聖飢魔II vs BABYMETAL~悪魔が来たりてベビメタる~」 04
photo by Taku Fujii

 BABYMETALのライヴが終わった後、再びバックストーリーのアニメーションが上映された。内容は「ダミアン浜田陛下とキツネ様は聖飢魔IIとBABYMETALの対決を見にいく途中、軽い接触事故を起こす。その際、キツネ様は10万年前に自分を助けてくれたのがダミアン浜田陛下だったと気がつく」というもの。“聖飢魔IIとBABYMETALの決戦の結果は、どうなるのか?”ダミアン浜田陛下とキツネ様の関係性はどうなるのか?”といった翌日への期待を膨らませる形で<聖飢魔II vs BABYMETAL~悪魔が来たりてベビメタる~」の初日公演『遭遇 -Encounter-』は幕を降ろした。

8月31日(日) DAY.2『衝撃 -Impact-』

 2日目の公演<聖飢魔II vs BABYMETAL~悪魔が来たりてベビメタる~ 『衝撃 -Impact-』は、キツネ様が敵の王であるダミアン陛下が10万年前に自分の命を救ってくれた方だと気づき、聖飢魔IIとBABYMETALの戦いを止めるために雌雄を決する場に向かう…というバックストーリーアニメーションからスタート。そして、2日目はBABYMETALが先陣を切ってステージに立った。

彼女達は昨日同様ラウドかつケミカルなサウンドと鮮やかなパフォーマンスを披露した後、中間のスローになるセクションでKアリーナ横浜の場内がオーディエンスの掲げるスマホの灯りで染まった「KARATE」と、力強く疾走してドラマチックにいきあげる「Road of Resistance」を最後にプレイ。この流れは素晴らしくて、場内を埋めた総てのオーディエンスが心地いいカタルシスを得られたことは間違いない。BABYMETALの真髄を見せつけて、晴れやかな笑顔を浮かべるメンバー達の姿が強く心に残った。

ライヴレポート 「聖飢魔II vs BABYMETAL~悪魔が来たりてベビメタる~」 05
photo by Takahide“THUNDER”Okami

 ダミアン陛下とキツネ様が“美しい地球を取り戻したい”という共通した思いを抱いていることがわかった…というアニメーションを挟んで、聖飢魔IIの大黒ミサが始まった。彼らもアグレッシヴかつエモーショナルなサウンドや2日目ということを感じさせないエネルギッシュなステージング、そしてデーモン閣下の軽妙なMCなどで、オーディエンスを大いに沸かせた。

そして、聖飢魔IIが「Fire After Fire」で本編を終えた後、「聖飢魔IIとBABYMETAL。この2組の歴史の奥に隠されていたものは10万年以上前から始まる壮大なヘヴィメタル魂の系譜だった。魔界の思いは森羅万象の主もののけをメタルの神、キツネ様へと昇華させ、そのキツネ様がBABYMETALを生み出した。その部分においては少なくとも敵ではないことが、ここにわかった。そう、数々の数奇な運命が交錯しなければ、今日この日ここにいる皆が集うことはなかったのである」とアニメーションが上映された。

ライヴレポート 「聖飢魔II vs BABYMETAL~悪魔が来たりてベビメタる~」 06
photo by Takahide“THUNDER”Okami

客席から熱い拍手が起こる中、デーモン閣下の「雌雄を決する必要がない今、では2組が共鳴するとどうなるのか。試してみようではないか!」という言葉と共に、BABYMETALの3名を迎えた編成で「EL DORADO」が届けられた。昨日の殺気立ったコラボレーションとは異なり、笑顔を浮かべて演奏するメンバー達の姿と心に響くサウンドにオーディエンスは一体感に満ちたリアクションを見せ、場内は盛大な盛り上がりを見せる。

ライヴレポート 「聖飢魔II vs BABYMETAL~悪魔が来たりてベビメタる~」 07
photo by Takahide“THUNDER”Okami

「EL DORADO」を演奏し終わった後、デーモン閣下とSU-METALがそれぞれのバンドのロゴをあしらったフラッグを交換し合う姿は感動的で、終演後の場内は感動的な余韻に包まれていた。

ライヴレポート 「聖飢魔II vs BABYMETAL~悪魔が来たりてベビメタる~」 08
photo by Takahide“THUNDER”Okami

単なる対バンという形で終らせることなく、オリジナルストーリーを公開し、それに沿った公演を披露するというアプローチを見せた聖飢魔IIとBABYMETAL。ストーリーに合わせて初日は先輩の聖飢魔IIが先にステージに立ったことやBABYMETALが初日は「Road of Resistance」ではなく「イジメ、ダメ、ゼッタイ」をラストに持ってきたこと、“嫌な悪魔”の役を快く買って出たデーモン閣下…等々、今回の公演は全編に亘って高いプロフェッショナリズムが光る2日間だったと言える。素晴らしい公演を味わせてくれた聖飢魔IIとBABYMETAL、そして彼らのブレーンやスタッフなどに大きな拍手を贈りたい。


ミュージックシーンの歴史に深く刻み込まれる公演という感を抱いただけに、いつか再び聖飢魔IIとBABYMETALの競演が実現することを強く願う。

<取材・文:村上孝之>

Edit:大人のギター倶楽部 編集部

「聖飢魔II vs BABYMETAL~悪魔が来たりてベビメタる~」

出演者:聖飢魔II/BABYMETAL
日程:魔暦27('25)年

8月30日(土) DAY.1『遭遇 -Encounter-』
開場:16:30 / 開演:18:00
会場:Kアリーナ横浜

◎セットリスト

【聖飢魔Ⅱ】
SE. 登場~OPENING~
01:創世紀
02:1999 Secret Object
03:Jack The Ripper
04:老害ロック
05:アダムの林檎~ BABYMETAL Is Dead (HMID替え歌) ~アダムの林檎
06:Kiss U Dead Or Alive
07:Next Is The Best!
08:前口上~蠟人形の館
09:Fire After Fire

【BABYMETAL】
01:BABYMETAL DEATH
02:ヘドバンギャー!!
03:PA PA YA!! (feat. F.HERO)
04:BxMxC
05:METALI!! (feat. Tom Morello)
06:Sunset Kiss (feat. Polyphia)
07:Song 3 (feat. Slaughter to Prevail)
08:RATATATA
09:ギミチョコ!!
10:from me to u (feat. Poppy)
11:イジメ、ダメ、ゼッタイ with デーモン閣下

8月31日(日) DAY.2『衝撃 -Impact-』
開場:15:30 / 開演:17:00
会場:Kアリーナ横浜

◎セットリスト

【BABYMETAL】
01:BABYMETAL DEATH
02:ヘドバンギャー!!
03:PA PA YA !! (feat. F.HERO)
04:METALI !! (feat. Tom Morello)
05:Kon! Kon! (feat. Bloodywood)
06:Song 3 (feat. Slaughter to Prevail)
07:RATATATA
08:ギミチョコ!!
09:from me to u (feat. Poppy)
10:KARATE
11:Road of Resistance

【聖飢魔II】
01:創世紀
02:1999 Secret Object
03:Jack The Ripper
04:老害ロック
05:アダムの林檎~BABYMETAL Is Dead (HMID替え歌)~アダムの林檎
06:Kiss U Dead Or Alive
07:Next Is The Best!
08:前口上~蠟人形の館
09:Fire After Fire
10:EL DORADO with BABYMETAL

PROFILE

聖飢魔II

デーモン閣下:Vocals & Chairman
ライデン湯澤殿下:Drums
ゼノン石川和尚:Bass & Background Vocals
ルーク篁参謀:Guitars & Background Vocals
ジェイル大橋代官:Guitars & Background Vocals

悪魔の集団。

悪魔教の布教のためにハードロック(HR)バンドの様式を用いて魔暦前14(‘85)年9月地球デビュー。

黒ミサ(コンサートのような形式で行われる集会)では、そのエンターテインメント性を規格外に発揮、老若男女や民族を問わず、信者・信奉者(ファンのようなもの)を解散後の現在も増やし続けている。

※再集結における活動は「布教」ではなく「啓蒙活動」


魔暦27年(‘25)地球デビュー40周年を記念し期間限定で再集結し7月CD新譜大教典『Season II』を発布。更に「THE END OF SEASON ONE」と題し大黒ミサツアーを開催し全会場SOLD OUT!8月19日ホールでの大黒ミサツアー終了。8月30日、31日の2日間「聖飢魔II vs BABYMETAL 悪魔が来りてべビメタる」をKアリーナ横浜で開催。両日SOLD OUT。11月2日「地球魔界化計画 第Ⅱ章 c/w Damian Hamada’s Creatures」(長崎ハピネスアリーナ)、11月24日(月・祝)大阪・大阪城ホール、11月30日(日)埼玉・さいたまスーパーアリーナでの大黒ミサツアーFINALを控える。


オフィシャルウェブサイト
https://www.seikima-ii.com/

BABYMETAL

2010 年結成。2023 年 4 月より SU-METAL、MOAMETAL、MOMOMETAL からなる新生 BABYMETAL として新章がスタート。2024 年 4 月以降、初の南米ツアーを含めたワールドツアーを敢行。世界 22 カ国、国内外通算51 公演を行い、スペシャルゲスト出演の公演を除いた総動員数は、約 101 万人に上る驚異的な記録を打ち立てた。2025 年は結成 15 周年を迎え、1 月から自身初となるレギュラーラジオ番組「BABYMETAL のメタラジ!」の放送が開始となり、メタルな友達=通称『メタトモ』をゲストに迎えて『メタトモ』の輪を広げる活動が始動。2月と 3月にオーストラリアのメルボルン、ブリスベン、シドニーで開催される「KNOTFEST AUSTRALIA」への出演、5⽉には、⾃⾝初となる、UK & ヨーロッパでのアリーナツアー(全 8 カ国 12 公演)を開催。5⽉30⽇に UK で⾏われたツアーファイナルでは、⽇本⼈グループとしては初となる、イギリスの THE O2 アリーナでのワンマンをSOLD OUT させて完遂した。6月・7月にかけて開催された過去最大規模の北米ツアーでは25公演を開催し、11万人超を動員。

そして2025年4月にはアメリカのキャピトル・レコードとグローバルレーベルパートナー契約を締結し、8月8日に4 枚目となるオリジナルアルバム『METAL FORTH』をリリース。そして全米ビルボードアルバム総合チャートで日本人グループ史上初となるTOP10に入るという快挙を達成した。

その後、日本やアジアでのツアーを経て、11 月 1 日にはアメリカ・ロサンゼルスの Intuit Dome にて日本人グループ史上初となるワンマンライブの開催が決定。さらに 11 月 7 日にはメキシコの ARENA CDMX にてスペシャルアリーナショーも決定。2026年1月10日、11日には日本・さいたまスーパーアリーナにて「LEGEND - METAL FORTH」と題したスペシャルアリーナショーの開催が決定している。


オフィシャルウェブサイト 
https://babymetal.com/


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