低音の魅力に触れよう!ちいぱんの楽しく弾けるエレキベース入門  #12(最終回)[実践編]これまでの奏法を活用したまとめフレーズ 【produced by Go! Go! GUITAR】

低音の魅力に触れよう!ちいぱんの楽しく弾けるエレキベース入門 #12(最終回)[実践編]これまでの奏法を活用したまとめフレーズ 【produced by Go! Go! GUITAR】


こんにちは!ちいぱんです。
長く書かせていただいたちいぱんのベース講座ですが、今回は今までのまとめ編になります!
今までいろいろな奏法をご紹介させていただきましたが、その中から複数取り入れてひとつの譜面を作ってみました。
ぜひ今までの記事も思い返しながら弾いてみてくださいね!

解説・演奏・動画制作/ちいぱん

 

この記事で学べること

まとめの譜面

 

 

■ まとめの譜面

 

低音の魅力に触れよう!ちいぱんの楽しく弾けるエレキベース入門 #12[実践編]これまでの奏法を活用したまとめフレーズ 【produced by Go! Go! GUITAR】01

 

今回こちらの譜面をご用意させていただきました!
テクニックは盛りだくさんで取り入れてみました。

こちらは同じ進行パターンを繰り返していますが、いろいろなバリエーションを考えられるので、ご自身で「このフレーズやテクニックはどうだろう?」と新しく考えてみるのも良いかもしれません。

ぜひいろいろ試しながら弾いてみてくださいね!

 

 

 

Point1

まずは8ビートのフレーズからスタートします。
最初に出てくるテクニックは5小節目の休符で、はじめのころにご紹介した内容かと思います。
ここでは左右の手のバランスを意識しながら、しっかりと音を切りましょう。

 

 

Point2

次に9小節目のハンマリング/プリングですが、連続で取り入れてみました。
このフレーズはスムーズに流れるように移動して音を鳴らしていくのがポイントなので、音を途切れさせないように、左手をしっかり押さえられたら良いかと思います。
プリングの音は慣れないと小さくなりがちなので、しっかりと弦に指をひっかけて鳴らしてみてくださいね。

 

 

Point3

そのあとはスラップが少し出てきますが、最後にさり気なくダブルストップを入れてあります。
素早い動作なので少し難しいかもしれませんが、ダブルストップは左手の薬指と小指で1、2弦を押さえ、右手の親指で1弦と2弦を弾いています。弦を同時に弾いてジャーンと音を鳴らしています。

 

 

Point4

次に17小節目はスライドで高音に上がっていき、そのあと少し動きのあるフレーズを取り入れています。
動く際は、左手はしっかりと広げて指板上を動かせると良いかと思います。
また、スライドやグリスはベースの見所でもあると思うので、カッコ良く音を鳴らしましょう!

 

 

Point5

次の小節は少しフレーズの印象が変わり、16分を入れてみました。
ノリ良くリズムを取るのがポイントで、細かいフレーズなので右手のピッキングもしっかり鳴らしてみてください。

 

 

Point6

そのあとはゴーストノートが出てきますが、こちらも16分を組み合わせた細かい音になっているので、しっかりと左手でミュートをしながらニュアンスを出せたらと思います。
「プップッ」といった感じの歯切れの良い音を出すことがポイントです。
最初に出てくる休符と少し似ていますが、ゴーストノートとの違いを弾いて確認してみてくださいね。

 

 

Point7

そして最後はゆったりとしたフレーズで終わります。お疲れさまでした♪

 

 

【終わりに】

最後までご覧いただき、ありがとうございました!
ここまでベースの弾き方や機材など…いろいろご紹介させていただきましたが、少しでも皆さんの練習のお力になれていれば幸いです!

ぜひ何度も見返して参考にしていただけると嬉しいです。
それでは、ありがとうございました~!

 

低音の魅力に触れよう!ちいぱんの楽しく弾けるエレキベース入門  #12[実践編]これまでの奏法を活用したまとめフレーズ【produced by Go! Go! GUITAR】02

著者プロフィール

ちいぱん

10月9日生まれのベーシスト。
動画投稿を中心に演奏活動を行う。
2019年Bacchusよりシグネチャーモデルを発売し、自身の教則本も出版する。
現在YouTubeのチャンネル登録者数は14万人を数え、2022年には活動10周年を迎える。

Information

ドレミ出版教則本

3分で分かる! ベース演奏の基本(17)

『ちいぱんと始めよう! 初めてのエレキベース』
(発行:ドレミ楽譜出版社)

エレキベース初心者に必要な基礎知識や必須テクニックを、動画と書籍でわかりやすくレクチャー。
動画と連動した課題曲や撮り下ろしグラビアなども掲載。
楽器店やネット通販などから好評発売中。

 

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