ショパンコンクール、観るだけじゃもったいない!初心者でもやさしく弾ける30曲でショパンをはじめよう

2025年は5年に一度のショパン国際ピアノコンクールの開催年。世界中のピアニストの名演を耳にして、「自分もショパンを弾いてみたい」と思う方も多いのではないでしょうか。そんな初心者や大人の再挑戦にぴったりの、やさしいショパン楽譜を集めた一冊をご紹介します。

ショパンコンクール、観るだけじゃもったいない!初心者でもやさしく弾ける30曲でショパンをはじめよう

1. やさしい曲を厳選、初心者にも安心

ショパンといえば「難曲」のイメージがありますが、本書ではやさしく弾ける小品やアレンジ譜を中心に厳選。初心者でも無理なく楽しめるよう、4つのレベルに分けて構成しました。ピアノを始めたばかりの方や、長いブランクのある大人でも「弾けるかも」と思える曲から始められるのが大きな魅力です。

ショパンコンクール、観るだけじゃもったいない!初心者でもやさしく弾ける30曲でショパンをはじめよう

▲ レベルに合わせた曲を選べるので、初心者でも取り組みやすい!

2. 人気ピアニストたちの「はじめてのショパン」初公開

巻頭には、前回のショパンコンクールで活躍した反田恭平さん、小林愛実さん、角野隼斗さんのインタビューも収録。コンクールを振り返るエピソードとともに、彼らの「はじめてのショパン」や「初心者におすすめの1曲」を教えてもらいました。プロの視点で語られる、ショパンを弾く上での演奏アドバイスはピアノ学習者必見です。

ショパンコンクール、観るだけじゃもったいない!初心者でもやさしく弾ける30曲でショパンをはじめよう

▲ だれがどの曲を「はじめて弾いて」「おすすめ」しているでしょう? 答えは本誌にて!

3. 本格派も楽しめる 読んで楽しいショパン雑学やコンクール情報

ショパンの人となりや生涯、ゆかりの地、ショパンコンクールのガイドなど、演奏だけでなく“読む楽しさ”も盛り込まれています。人気音楽イラストレーター・やまみちゆかさんによる「ショパンってどんな人?」のほか、全6ページにわたる「第19回ショパン国際ピアノコンクールまるわかりガイド」では、2025年大会の日程や課題曲一覧のほか、舞台裏でサポートに徹するメーカースタッフによる奮闘記まで、ここでしか読めない記事が満載!

ショパンコンクール、観るだけじゃもったいない!初心者でもやさしく弾ける30曲でショパンをはじめよう

▲ 知られざるショパンの姿や、コンクールの珍事件まで幅広く紹介。

4. 2024年に発見されたばかりの“ショパンの新曲”が収録!?

2024年10月、ニューヨークのモルガン図書館・博物館で新たに発見されたショパンの未発表作品「ワルツ イ短調 遺作(2024年発見)」。長年にわたりショパンのエディション研究に取り組まれてきた岡部玲子先生の監修と解説のもと、本書に楽譜を収録しました。ショパンの新たな響きを、ぜひご自身の手で確かめてみてください。

ショパンコンクール、観るだけじゃもったいない!初心者でもやさしく弾ける30曲でショパンをはじめよう

▲ 記事ページには岡部玲子先生による解説もたっぷり収録。

5. 楽譜が読めなくても楽しめる!そうちゃんによる「謎解き幻想即興曲」

今注目の中学生ピアニスト・そうちゃんによる「謎解き幻想即興曲~隠された3曲を探せ!~」は、本書のために特別に書き下ろされたアレンジです。ショパンの名曲3曲が楽譜の中に巧みに隠された、遊び心あふれるユニークな仕掛け。演奏が難しいと感じる方も、楽譜を眺めて“怪しい箇所”を探すだけで楽しめます。答えは2025年9月27日(土)に投稿された、そうちゃんのXで公開中!
※以下回答の記載がありますので、これからの方はご注意ください。

ショパンコンクール、観るだけじゃもったいない!初心者でもやさしく弾ける30曲でショパンをはじめよう

▲ 本書のためのスペシャル書き下ろしアレンジをお見逃しなく!

▲🎼そうちゃん(パパ管理) (@soki_piano) の投稿(Xより引用)

『ショパン、はじめました。』は、一冊を通して「読む・弾く・知る」がそろっているので、初級者の方も本格派の方も、長く楽しめる一冊です。今こそ、ショパンを弾く喜びを味わってみませんか。



取材・文/島田千尋

本記事で紹介した書籍

ヤマハムックシリーズ216 ショパン、はじめました。

ヤマハムックシリーズ216 ショパン、はじめました。

(発行:ヤマハミュージックエンタテインメントホールディングス)


発売日:2025年9月18日
仕様:A4変型判縦/104頁
定価:1,980円(税込)

購入はこちら


この記事を読んだ人におすすめの商品