composer:Mahler, Gustav 作曲家:マーラー 解説者:西尾洋 ジャンル:交響曲 品番:391
内容:1:Allegro maestoso,2: Andante moderato,3: In ruhig fliessender Bewegung,4: Urlicht, 5:Im Tempo des Scherzo マーラーの〈交響曲第2番〉は、1888年から’94年にかけて作曲され、1895年に作曲者指揮ベルリン・フィルの演奏により初演されました。〈復活〉の標題は、マーラー自身が付けたものではなく、第5楽章で歌われるクロプシュトックの詩に由来します。第1楽章で生と死を問い、第2~4楽章の回想、苦悩、希望を経て、第5楽章で「生きるために死ぬ」と歌う永遠の主題が、合唱と大編成の管弦楽によって壮大に奏されます。マーラーが生涯を通じて追求した「生と死」についての思索が織り込まれた大作です。