【使いやすくなりました!】 超簡単! CDを聴いてシンプルな音とリズムを読み書きするだけ!
イヤートレーニングは、音感を養い音楽の基礎力をアップします。
本書は、バークリー音楽大学で最初に学ぶイヤートレーニング・クラス(レベル1)のカリキュラムに基づき、音楽の基本である“リズム”と“音”を、耳を使って聴き取り、楽譜に書き取る、というプロセスに沿って学びます。

「耳を使う」ことは簡単なように思えますが、実はそれほど容易なことではありません。しかし「音楽のすべてを耳から学ぶ」ことは重要です。特に、ジャズ、ファンク、ラテン、ブラジリアンなどのポピュラー・ミュージックでは、音やリズムを聞き分けられる耳を養うことが重視されています。

音楽の本質を聴きとる耳を養い、聴いた音楽を楽譜に記す能力を身につければ、音楽を演奏するスキルが向上します。
本書の具体的な内容
耳だけでメロディを学ぶ
初めて聴くメロディやリズムを楽譜に書きとる
リズムとメロディを把握する
楽譜を使わずに移調する
移動ド唱法によるソルフェージュ
付属CDやその他の音源からトランスクライブする

「レコメンドブックス」のお知らせ
ヴォーカリストの木村小百合さんによる詳しい解説を、コーポレートサイト「 レコメンドブックス 」でご紹介しておりますので、合わせてご覧ください。

著者 Gilson Schachnik (ギルソン・シャクニック) について
Gilson Schachnik は1963年にブラジルのサンパウロに生まれ、現在はキーボード・プレイヤー、作曲家、アレンジャーとして活躍しています。彼は、Claudio Roditti、Bill Pierce、Romero Lubambo、Yoron Israel、Jerry Bergonzi、Luciana Souza、Mick Goodrick、John Lockwood、Paulo Braga、Peri Ribeiro、Antonio Sanchez、Miguel Zenon、Cafe など、ジャズやブラジリアン・ミュージック・シーンにおけるビッグ・ネームたちと共演しています。これまでに、Danilo Perez、Charlie Banacos、Bob Durso らに師事しています。

作曲家としては、コマーシャル・ソング(BASFカセットテープ、プレイボーイ誌など)、人気子ども番組のRatimbum(ニューヨーク映画祭で最優秀テレビ番組に選ばれた)、長編映画Fogo e Paixaoのサウンド・トラックなども手がけています。

彼のデビューCD’Raw’(Brownstone: 1998)も好評を博しています。Boston Herald誌とJazziz誌のBob Young は「Gilson Schachnik のクリエイトする音楽は全方向的ミクスチャー・ジャズであり、新たな音楽を求めるリスナーにとって非常に魅力的な要素:エンターテイメント性、型にはまらない自由さ、世界中からもたらされるさまざまなテイストなどを含んでいる」と書いています。

Rawは、1999年にボストン・ミュージック・アワードにノミネートされました。また彼のCD ’Lampiao’(Candid records: 2005)は、ドラムスにAntonio Sanchez、サックスにMiguel Zenon、ベースにFernando Huergo、ギターにGuilherme Monteiro、パーカッションにSula da Silva というラテン・ジャズ・オールスターが参加しています。

Gilson は現在バークリー音楽大学でイヤー・トレーニングの助教授を務めています。