フォスターミュージック
吹奏楽スコア いつか見た海(足立正)
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この曲は浦安市立見明川中学校からの委嘱を受けて書き上げ、2008年度のコンクールにおいて初演されました。
タイトルには幼い頃に見た故郷の海という意味があります。海をテーマにという要望を受けて作曲したのですが、私が帰郷する際によく利用するフェリーでの航路や、海の情景を思い浮かべながら書き進めた結果、「故郷(の海)」という別のテーマを内包し、私の故郷に対する思いが強く反映された作品となりました。
具体的なストーリーは次の通りです。
旅人が波の音に誘われて海辺に行くと、故郷の海によく似た風景を目にし、懐かしさから久しぶりに帰郷する決心をします。
テンポが速くなってからは故郷を目指す航海のシーン。最初は心地良い潮風が吹いていましたが、一転海が荒れ始め、波にもまれて旅人は意識を失ってしまいます。
中間部は真っ暗でどんよりとした静かな夜の海。意識が戻った旅人は、なんとも言えない孤独を感じます。やがて夜が明け始め、ほっとすると同時に郷愁が深まり、切なさが胸に押し寄せてきます。とても哀しい気持ちになった旅人ですが、幼い頃に体験した故郷の祭りのことが頭をよぎり、祭り囃子が頭の中に鳴り響き始めます。
ますます故郷への思いを強くした旅人は、船旅を再開します。
空は晴れ渡り、潮風が以前にも増して心地良い。行く手を邪魔するかのように再び海が荒れ始めますが、航海に出た時よりも逞しさを増した旅人は、荒波を乗り越えて突き進んでいきます。一際大きな波を乗り越えると、懐かしい風景が目に入ります。
旅人が遂に「いつか見た海」へと帰ってきたところで、力強く曲を閉じます。
商品詳細
発売日 |
2022/4/13 |
サイズ |
A4 |
JAN |
4560318471870 |
楽器 |
吹奏楽 |
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