フォスターミュージック
吹奏楽スコア バレエ音楽「シバの女王ベルキス」よりⅡ.戦いの踊り
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原曲はバレエのために書かれた作品で、1930 31年に作曲、バレエの初演は1931年1月23日にミラノ・スカラ座で行われた。振付はレオニード・マシーンが行い、1000人もの演者が出演するなど、非常に大規模で豪勢なものであったとの記録が残っている。
レスピーギは、師匠であるリムスキー=コルサコフ譲りの華麗な管弦楽法を駆使した作品を数多く残しているが、その中でも彼の主要作であるローマ三部作や、4つの交響的印象「教会のステンドグラス」と並ぶ大作であり、原曲の編成はこれらの楽曲を越えるものが要求されている。当初は歌劇として発表する考えもあった。また、上記の通り演者の数もとてつもないものが要求されることもあって、初演時を限りに、現在に至るまで、バレエのレパートリーとしては殆ど定着していない。
初演ののち、レスピーギはバレエの物語に沿った形で2つの組曲を編纂しようとしたが、健康上の理由等で、結果的に1934年に1つの組曲が編まれたのみで終わった。組曲自身はバレエの物語に沿ったものであり、「ソロモンの夢」 「夜明けのベルキスの踊り」 「戦いの踊り」 「狂宴の踊り」の順序となっているが、この編曲では演奏効果を鑑み、「夜明けのベルキスの踊り」と「戦いの踊り」の順序を逆転させている。
「戦いの踊り」
終幕の内の最初の場面。エルサレムでのソロモンとベルキスが同席して行われている響宴の情景。若者が激しく太鼓を打ち鳴らす。なお、同様の音楽がベルキスのエルサレム到着の情景でも演奏される。
何れも曲の持つエネルギーに溢れ、吹奏楽で演奏される管弦楽曲の中でも、聴き応えのする作品と言えるでしょう。今回のアレンジは大編成ですが、工夫次第では小編成でも十分対応が可能と考えられます。
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