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トロンボーン アンサンブル楽譜 合唱とブラスのための「大いなる秋田」より“躍進”~「秋田県民歌」
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「大いなる秋田」は昭和42年の秋に、当時の小畑勇二郎秋田県知事による「明治百年を記念した永久に残るものを作りたい、建物は残るが壊れるし、オーケストラのようなものを」という提案によって生まれた吹奏楽と合唱のための交響曲である。当時の秋田県ではアマチュアオーケストラが十分には育っておらず、全国でもトップクラスの活躍をしていた吹奏楽を核にして、そこに県民が声を合わせて合唱をする作品が企画された。作曲の石井歓(1921-2009)は桐朋学園や愛知教育大学で教授を務め、歌曲から管弦楽までの幅広い作品の創作に加えて合唱連盟などでアマチュアの音楽界の発展にも貢献した作曲家である。舞踊家の父、石井獏が秋田県山本郡山本町出身である縁から作曲を委嘱された。
全体は4つの楽章からなり、各楽章には秋田のわらべ歌や民謡、県民歌が採り入れられている。第3楽章“躍進”は複合三部形式のマーチである。そのトリオの部分に成田為三が昭和5年に作曲した「秋田県民歌」が用いられた。秋田県では国体に合わせて昭和34年に作られた「秋田県民の歌」があり、成田の曲は戦後しばらく忘れられた存在になっていたが、「大いなる秋田」の発表を契機に再び脚光を浴びることとなった。今では長野県、山形県と並んで多くの県民に愛唱される県民歌として知られている。
この編曲では前半部のマーチをトロンボーン4本で演奏できるように編曲するとともに、後半のトリオの部分では昭和5年に発表された成田為三の伴奏譜を尊重する形で編曲したものである。前半の未来に向かうかのようなモダンな作風と後半からの落ち着きのある歌のコントラストを楽しみたい。
編成
Trb. 1 / Trb. 2 / Trb. 3 / Trb. 4
収載曲
トロンボーン アンサンブル楽譜 合唱とブラスのための「大いなる秋田」より“躍進”~「秋田県民歌」
作曲: 石井歓(KAN ISHII)
編曲: 佐川馨(KAORU SAGAWA)
編成: 4重奏
グレード: 4
商品詳細
発売日 |
2021/12/2 |
サイズ |
A4 |
JAN |
4560318477445 |
楽器 |
トロンボーン重奏 |
編成 |
4重奏 |
難易度 |
4 |
作曲者 |
石井歓(KAN ISHII) |
編曲者 |
佐川馨(KAORU SAGAWA) |
演奏時間 |
6分00秒 |
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