リコーダーJP

RP サンマルティーニ アルトリコーダーソナタト短調シブレー写本

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RP サンマルティーニ アルトリコーダーソナタト短調シブレー写本

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★冊子
 ・スコア冊子(曲目解説、アルトリコーダー運指表つき) 16ページ
 ・別冊リコーダーパート譜 8ページ

 ★付属CD 内容
  (1)各楽章の伴奏
  (2)伴奏にリコーダー演奏を合わせた演奏例
  (3)各楽章につき(1)と異なるテンポによる伴奏をいくつか収録
  (4)「バロックピッチ(A=415Hz)」による伴奏
   ※チェンバロ伴奏演奏はすべて石田誠司(デジタルサンプリング音源使用)


 ★収録曲の難易度(指回り難度)
  第1楽章 C1
  第2楽章 B2
  第3楽章 C2
  
  ★解題★

 サンマルティーニの通奏低音つきソロソナタばかり27曲を集めた、「シブレー写本(Sibley Manuscript)」と呼ばれる筆写譜があります(ロチェスター大学所蔵)。このうち15曲がリコーダー用のソナタで、最大の数を占めています。(ほかはオーボエ用、ヴァイオリン用、横吹きフルート用など。)

 サンマルティーニのリコーダー用ソナタの出版作品はあまりたくさん残っていませんので、これが貴重なソースになっています。


★解説★

 シブレー写本第13は、集中、2番目に登場するリコーダーソナタです。

  3つの比較的大規模な楽章から成っています。どの楽章も、リズムや和声がよく工夫されていて、充実した内容の傑作です。前後半それぞれ繰り返しが指定されているのも特徴と言えるかも知れません。

 第1楽章はアレグロ(快活に)、4分の2拍子です。決然とした感じのシンプルなテーマで始まりますが、続いてくりひろげられる音楽は、実に変幻自在で、絢爛豪華な音楽になっています。

 第2楽章はアダージョ(ゆっくりと)、2分の3拍子です。ゆったりと心地よく流れていく非常に美しい音楽で、ここでもリズムや和声の多彩さがすばらしく、内容の充実ぶりに感服させられます。

 第3楽章は再びアレグロで、4分の3拍子です。くっきりした印象のテーマで始まり、多彩なリズム・和声を駆使しつつ繰り広げられる、緊迫感に満ちた終曲です。


G. サンマルティーニ

~~はつらつとした歌ごころ~~


★ロンドンで活躍したイタリア人★

 ジュゼッペ・サンマルティーニは、1695年にイタリアのミラノで生まれ、1720年代のある年(はっきりしたことはわからないようです)からロンドンに移り住んで活躍した、オーボエ奏者・作曲家でした。

 以後、1750年に亡くなるまで、はじめ歌劇場管弦楽団のオーボエ奏者、のちにウェールズの王室に抱えられて室内管弦楽団の音楽監督を務めながら、終生ロンドンで暮らしました。主として管楽器やヴァイオリンの活躍するたくさんの器楽作品で知られ、イギリスでその作品は人々からたいへん愛されました。

 そこで、弟であるジョヴァンニ・バティスタ・サンマルティーニが「ミラノのサンマルティーニ」と呼ばれるのに対し、「ロンドンのサンマルティーニ」と呼ばれています。 


★サンマルティーニのリコーダー作品★

 リコーダー用のレパートリーとしては、リコーダー協奏曲が有名ですが、12曲セットのトリオソナタ(リコーダー2本と低音楽器のためのソナタ)も、才気あふれるはつらつとした佳品ぞろいで、イタリア出身の作曲家らしい歌心があふれています。独奏部にリコーダー2本が指定されたトリオソナタは意外に少ししか残っていませんので、貴重なものだと言えるでしょう。これは、サンマルティーニがイギリスに渡って間もない1727年10月に、ロンドンで出版された作品集だとされています。

 また、ソロソナタ作品としては、「シブレー写本」と通称される総計27曲の筆写譜に含まれる15曲などが貴重なものです。

収載曲

[1] G.サンマルティーニ アルトリコーダーソナタ ト短調 シブレー写本 第13番
  作曲: G.サンマルティーニ

商品詳細

発売日 2020/1/1
JAN 4571325248539
ISBN 9784862668561
楽器 リコーダー