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SR―111 ペジブル ソナタ集 第1巻

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SR―111 ペジブル ソナタ集 第1巻

通常価格 4,180 (税込)
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目安:7~14日
★冊子・・・A4サイズ(スコア24ページ、別冊リコーダーパート譜16ページ、別冊バスパート譜12ページ)

★CD・・・2枚
 収録内容=各種伴奏(上の表のとおり)、リコーダー演奏例
  ※チェンバロ伴奏演奏はすべて石田誠司(デジタルサンプリング音源使用)

★有償サポート・・・バロックピッチ伴奏CD(2枚組 1200円+税)
  ※製品に申し込み用紙が付属しています。
  
ソナタ 第1番 ニ長調
★解題★

 フランス国立図書館(BnF)に、「ペジブル氏のソロ」と題された写本があり、そこにJ.ペジブルの通奏低音つきソナタ16曲(ほかに無伴奏二重奏曲など)が収められています。他にもペジブルのソナタの手書き譜はいくつかみつかっていますが、今のところBnFの写本の所収曲と重複する曲ばかりのようです。そこで、BnF写本で付されている通し番号を「ペジブルのソナタの番号」として用いることにしました。


★解説★

 4つの楽章から成っており、第2楽章・第3楽章は続けて演奏するようになっています。はなやかな技巧と変幻自在の転調。

 第1楽章は発想記号が伝わっていませんが、ゆったりとした感じの4分の4拍子です。長調ではイ長調に行く瞬間があるくらいなのですが、ロ短調・ホ短調への揺れ動きかたが独特です。しかし清らかさと気持ちの揺れ動きの表現は絶妙と言っていいでしょう。

 第2楽章はプレスト(速く)と指定され、2分の2拍子。速いテンポの曲でありながら、3小節目にはすでにイ長調、4小節から5小節にかけてはホ長調にまで転じ、さらに15小節あたりでは一瞬ですがロ長調(#5つの調)にまで行ってしまうあたりにペジブルの面目は躍如としています。そのようにするすると調を移り行きながら快速感あふれる音楽を進めます。これだけ深く「シャープ系」の調に入り込むのですから指づかいの難しさも格別で、難曲と言っていいでしょう。

 第3楽章はアダージョ(ゆっくりと)と指定され、引き続き2分の2拍子です。第2楽章の最後の終止音(ニ長調)をリコーダーが奏でている間に通奏低音がロ短調を準備してこの楽章が始まります。哀切な歌、それも、感情の起伏があってドラマチックです。最後は明るんでニ長調に終止したかと思うと、突然、嬰ヘ短調に転じてしめくくります。

 第4楽章は再びプレストで、4分の3拍子です。この楽章では、相変わらずの意外な転調の多さに加え、まるで現代曲のような変則的なリズムとフレージングが頻出して、気まぐれとも言えるようなめまぐるしい音楽をくりひろげます。しかし、最後にはお話をまとめ始め、不思議な満足感のある収束となります


★試聴ファイル★

リコーダー: 中村栄宏(アウロス509使用)
通奏低音(電子楽器): 石田誠司  

※カッコ内の表示は「指回り難度」です。

第1楽章(B-2)
第2楽章(C-3)
第3楽章(B-2)
第4楽章(C-2)

ソナタ 第2番 変ホ長調

★解題★

 フランス国立図書館(BnF)に、「ペジブル氏のソロ」と題された写本があり、そこにJ.ペジブルの通奏低音つきソナタ16曲(ほかに無伴奏二重奏曲など)が収められています。他にもペジブルのソナタの手書き譜はいくつかみつかっていますが、今のところBnFの写本の所収曲と重複する曲ばかりのようです。そこで、BnF写本で付されている通し番号を「ペジブルのソナタの番号」として用いることにしました。


★解説★

 5つの楽章から成り、変化に富む内容です。気品のある快活さに魅せられる名品です。

 第1楽章はアダージョ(ゆっくりと)、4分の4拍子です。長い吹き伸ばしから始まり、ゆったりと歌っていきますが、ところどころリズムに変化があって洒落ています。陰影の濃い、すばらしい歌謡楽章です。

 第2楽章はプレスト(速く)、2分の2拍子です。活発なテーマで始まり、激しく転調しながら小気味よく進みます。やがてクライマックスを迎えると32分音符も取り入れて華麗に決め、そのあとは、おそらくかなり自由に奏する部分に入ります。そして最後はアダージョに落として、ハ短調から、なんと変ロ短調に滑り込んで楽章をしめくくります。ペイジブルの面目が躍如とした圧巻の楽章です。

 第3楽章はアレグロ(快活に)、4分の6拍子です。調子がよくてうきうきするかと思うと、ふと短調の影が差したり、くるりと転調して景色を変えたりと、自由自在な音楽の進行が楽しい。

 第4楽章はラルゴ(広びろと)、4分の3拍子。変ホ長調で静かに歩み始めて、間もなくひろびろとした景色が広がったかと思うと、陰が差してきて、しばらく短調に傾き、緊張した雰囲気になります。そして静かに明るんで収束に向かいますが、最後は変ロ長調に入って結びます。不思議な魅力をたたえています。

 第5楽章は再びプレストで、4分の6拍子。平明な感じのテーマで始まります。低音が少し遅れて模倣してくるのが楽しく、自在に調を行き来しながら進んでいくと、絶妙のシンコペーション、そしてハッとされられる意外な和声によって終止を導き、サッと音楽を切り上げる簡潔な語り口は心憎いばかり。


★試聴ファイル★

リコーダー: 石田誠司 (全音1500BN使用)
通奏低音(電子楽器): 石田誠司  

※カッコ内の表示は「指回り難度」です。

第1楽章(B-2)
第2楽章(C-2)
第3楽章(C-1)
第4楽章(B-2)
第5楽章(C-1)

ソナタ 第3番 変ロ長調

★解題★

 フランス国立図書館(BnF)に、「ペジブル氏のソロ」と題された写本があり、そこにJ.ペジブルの通奏低音つきソナタ16曲(ほかに無伴奏二重奏曲など)が収められています。他にもペジブルのソナタの手書き譜はいくつかみつかっていますが、今のところBnFの写本の所収曲と重複する曲ばかりのようです。そこで、BnF写本で付されている通し番号を「ペジブルのソナタの番号」として用いることにしました。


★解説★

 5つの楽章から成っており、比較的小粒ながら充実した内容の佳品です。

 第1楽章はラルゴ(広々と ただし1写本ではグラーヴェ=重々しく)、4分の4拍子です。伸びやかな感じのテーマを扱います。頻々と転調するペジブルの個性はここでも現れていますが、転調自体は無理のないものが多く、その意味では自然な仕上がりで、よくまとまった名品です。

 第2楽章はグラーヴェ、4分の4拍子です。最初に主和音に乗せて主音を吹き鳴らすことになっているのが、ちょっと変わっています。もしかすると何か自由に演奏するところだったのかも知れません。続いて、付点の跳ねるリズムを用いた平明な主題を示します。効果的に短調の翳りを見せながら進む、魅力的な楽章です。

 第3楽章はヴィヴァーチェ(生き生きと ただし1写本ではプレスト=速く)、2分の2拍子で、やや自由なフーガになっています。テーマはリズミカルな精彩に富むもので、まずリコーダーに変ロ長調で現れるとすぐに低音がヘ長調で応じることにより音楽が始まります。以後、典型的な形での提示と応答のセットはみられませんが、リコーダーと低音が、何度もいろいろな調で主題を奏しながら進みます。

 第4楽章はアダージョ(ゆっくりと)、4分の4拍子の、短い間奏曲ふうの音楽。ちょっとレチタティーボのような雰囲気も持っています。変ロ長調で始まりますが、ヘ短調、変ロ長調、ハ短調を経て、最後はヘ長調に終止するという、ペジブルらしい大胆な構成です。

 第5楽章はアレグロ(快活に)、2分の3拍子です。堂々としたテーマを扱ってはなやかに技巧を披露しながら音楽を進めます。最後は急ブレーキをかけて、アダージョで落ち着いて全曲をしめくくるのも、気品があってとても良い感じ。


★試聴ファイル★

リコーダー: 石田誠司 (全音G-1A使用)
通奏低音(電子楽器): 石田誠司  

※カッコ内の表示は「指回り難度」です。

第1楽章(B-2)
第2楽章(B-2)
第3楽章(C-2)
第4楽章(B-2)
第5楽章(C-2)

収載曲

[1] ソナタ 第1番 ニ長調
  作曲: ペジブル
[2] ソナタ 第2番 変ホ長調
  作曲: ペジブル
[3] ソナタ 第3番 変ロ長調
  作曲: ペジブル

商品詳細

発売日 2019/12/1
ページ数 24
JAN 4571325248713
ISBN 9784862667090
楽器 リコーダー
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