リコーダーJP

RP テレマン アルトリコーダーソナタ ヘ短調TWV41:F1

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RP テレマン アルトリコーダーソナタ ヘ短調TWV41:F1

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目安:7~14日
★スコア冊子・・・A4サイズ 16ページ
  ・曲目解説
  ・アルトリコーダー運指表
★別冊リコーダーパート譜 4ページ

★付属CD 内容
  (1)各楽章の伴奏
  (2)伴奏にリコーダー演奏を合わせた演奏例
  (3)各楽章につき(1)と異なるテンポによる伴奏をいくつか収録
  (4)上級者向け「バロックピッチ(A=415Hz)」による伴奏
   ※チェンバロ伴奏演奏はすべて石田誠司(電子楽器を使用)

★収録曲の難易度(指回り難度)
  第1楽章 B2
  第2楽章 C2
  第3楽章 B2
  第4楽章 C2
  
★解題★

 テレマンの「忠実な音楽の師」は、「音楽の練習帳」と同じく当時家庭で親しまれていた楽器をさまざまに組み合わせた編成の楽曲から成っていますが、1年間にわたってつぎつぎと刊行されるという、当時としてはたいへん新しい発表形式をとりました。いわば音楽ファンのための定期刊行物として企画され出版されたわけです。このあたりに、作曲家としての才能だけでなく、事業家・ジャーナリストの才能も兼ねそなえたテレマンの面目がよく表れているといえるでしょう。


★解説★

 曲は4つの楽章から成っています。

 第1楽章はトリステ(うち沈んだ感じで)と指定され、3連符を使った特徴的なモチーフを用いながら、やわらかな感じで始まります。強弱のコントラストや半音階も効果的に使われていて、非常に内容豊かな音楽になっています。

 第2楽章はアレグロ(快活に)の長大な曲です。テレマンらしい活発な運動性の音楽です。全体は3部形式で、中間部は基調が長調になり、短調の主要部と対照をかたちづくっています。

 第3楽章はアンダンテで、せつせつと訴えかけるような感じがあります。アタッカで(間にあまり間を置かずに)第4楽章に続きます。

 弟4楽章は8分の3拍子のヴィヴァーチェ(生き生きと)で、軽快に躍るようなおもむきがあります。そうとう速く演奏されることが多いのですが、多少落ち着いたテンポで演奏してもそれなりの面白さがあります。
 
 
G. P. テレマン

~~家庭音楽の大家~~


★当時人気最高の作曲家★

 ゲオルク・フォリップ・テレマンは、バッハやヘンデルと同世代の作曲家で、存命のころはバッハやヘンデル以上に有名で人気があった作曲家だったそうです。

 また、テレマンはなかなかのアイディアマンでもありました。「メトーディッシュゾナーテン(装飾範例つきソナタ)」などと呼ばれている作品集は、華麗な変奏・装飾のテクニックをアマチュアが身につけるために、普通の楽譜とともに、作曲者自身が変奏・装飾の例をつくって、併記してありました。これによって、アマチュア奏者が変奏・装飾のコツを身につけられるようにという配慮だったわけですね。あたたかみがあってわかりやすい作風とともに、そんなところにも人気の秘密があったのかもしれません。


★リコーダー曲の作曲家としてのテレマン★

 テレマンはたいへんたくさんの家庭用音楽を書き残した人ですから、当然、当時の代表的な楽器のひとつであったリコーダーを用いる作品もたくさんあります。テレマン自身、リコーダーを独習してじょうずに演奏した名人であったらしいですから、なおさらです。いろいろなほかの楽器と組み合わせた曲(トリオソナタや協奏曲など)も多数あるなか、チェンバロ伴奏で演奏できる本格独奏ソナタということになると、7曲ぐらいになるようです。

 ※後記 その後「ソナチネ」ハ短調・イ短調の楽譜が発見されましたので、これを加えると9曲になります。

 また、通奏低音をともなわないリコーダー二重奏の名作もたくさんありますし、無伴奏の独奏ファンタジー(フルート用)もよくリコーダーでも演奏されます。

収載曲

[1] G. Ph. テレマン アルトリコーダーソナタ ヘ短調 TWV41:f1
  作曲: G. Ph. テレマン

商品詳細

発売日 2020/1/1
JAN 4571325248829
ISBN 9784862667748
楽器 リコーダー
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