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SR-115 レオナルド・レオ ソナタ集 第1巻

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SR-115 レオナルド・レオ ソナタ集 第1巻

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★定価・・・3800円+税

 ★冊子・・・A4サイズ(スコア24ページ、別冊リコーダーパート譜16ページ、別冊バスパート譜12ページ)

 ★CD・・・2枚
  収録内容=各種テンポによる伴奏、リコーダー演奏例
   ※チェンバロ伴奏演奏はすべて石田誠司(デジタルサンプリング音源による)

 ★有償サポート・・・バロックピッチ伴奏CD(2枚組 1200円+税)
   ※製品に申し込み用紙が付属しています。
   
ソナタ 第1番 ヘ長調
★解題★

 オーストリアのハラッハ伯爵(ナポリの副王を勤めた音楽好きの貴族)のコレクションのなかに、レオナルド・レオのリコーダーソナタ7曲の写しが含まれていました。本作はそのなかの1番目の曲で、はれやかな情緒の魅力たっぷりな作品。比較的演奏しやすいのも特長です。


★解説★

 4つの楽章から成っています。

 第1楽章はラルゴ(広々と)、4分の3拍子です。おだやかに始まりますが、やがて小走りに駆け上がるモチーフも導入されるなど、リズムに多彩な変化があって、短いなかに豊かな内容を持つ佳品です。

 第2楽章はアレグロ(快活に)、2分の2拍子の快速楽章です。すばしこい感じの主題で始まり、やがてシンコペーションに特徴がある副主題を導入して音楽を進めます。主題を提示する部分が終わるとハ長調で始まる「展開」の部分が続き、短調に傾く部分もまじえて、最後はすばらしい盛り上がりをみせ、そしてテーマを再現します。しかし副主題は再現されず、そのまま収束に向かいます。軽快にしてはなやかな、本作の白眉。

 第3楽章は再びラルゴで、4分の4拍子です。ニ短調で哀切に歌いだしますが、すぐに急ぎ足のゼクエンツになります。それが一段落してからは激しく転調しながら音楽を進め、最後は半終止で終曲を呼びます。

 第4楽章は再びアレグロで、8分の3拍子。愛らしい主題で始まり、小さな盛り上がりを重層的につくったうえで、ハ長調で前半をしめくくります。続く後半の展開部では主題を扱いつつ、力強い盛り上がりをみせます。ヘ長調でテーマが戻ると、展開部であらわれた高揚感のある音楽を利用して全曲をしめくくります。簡潔ですが、華のあるすばらしい終曲だと思います。

■リコーダーによる演奏
第1楽章(B3)
第2楽章(C2)
第3楽章(C2)
第4楽章(B3) 

ソナタ 第2番 ハ長調
★解題★

 オーストリアのハラッハ伯爵(ナポリの副王を勤めた音楽好きの貴族)のコレクションのなかに、レオナルド・レオのリコーダーソナタ7曲の写しが含まれていました。本作はそのなかの2番目の曲で、爽快な魅力にあふれています。


★解説★

 4つの楽章から成っています。

 第1楽章はラルゲット(やや広々と)、4分の3拍子です。気品のある歌謡楽章で、最後は半終止して次の楽章を呼びます。

 第2楽章はアレグロ(快活に)、4分の2拍子で、明るくすばしこい感じのテーマを扱います。前半を繰り返したあと後半は展開の部分から、再現・収束の部分となります。展開部では、短調の陰も差して変化をつけています。

 第3楽章はラルゴ(広々と)、4分の4拍子で、ニ短調に転じます。シンコペーションを含む小動きな旋律を扱います。最後に、終止したかと思うと、ヘ長調に明るむエピローグがあります。

 第4楽章はアレグロ、8分の3拍子で、特徴的な2小節のモチーフと、三連符ですばしこく下るモチーフを素材に、堂々たる音楽を繰り広げていきます。後半は、やはり展開から再現・収束の部分になります。

■リコーダーによる演奏
第1楽章(B1)
第2楽章(C2
第3楽章(B3)
第4楽章(C1) 

ソナタ 第3番 ニ短調
★解題★

 オーストリアのハラッハ伯爵(ナポリの副王を勤めた音楽好きの貴族)のコレクションのなかに、レオナルド・レオのリコーダーソナタ7曲の写しが含まれていました。本作はそのなかの3番目の曲です。


★解説★

 緩急緩急の4楽章構成でがっちりと書かれたりっぱな風格の曲です。ちょっとしたことですが、第3楽章が、主調・ニ短調でなく、いわゆる平行長調であるヘ長調で書かれているあたりにも、新しい時代の音楽の息吹きが感じられるような気がします。

 第1楽章はラルゴ(広びろと)、4分の3拍子です。シットリとしたわかりやすい旋律を歌っていきます。たくさん用いられている八分音符前打音をどう演奏するかによって感じが違ってくると思いますが、弊社版付属音源の演奏ではおおむね八分音符の音価を与えてみました。

 第2楽章はアレグロ(快活に)、4分の2拍子の、活発な感じの音楽です。前半に、ニ短調のテーマ、推移をはさんでヘ長調で始まる(シンコペーションのリズムを用いた)第2のテーマ。後半では2つのテーマを組み合わせて込み入った感じの音楽をくりひろげたあと、テーマを再現、続いて第2テーマもニ短調で再現して収束へ・・・・・・という音楽で、いわゆる「ソナタ形式」の音楽にかなり近づいています。

 第3楽章は再びラルゴ、4分の3拍子で、ヘ長調で始まり、おおむね長調の明るい音調に終始します。しきりとヘミオラを用いるのは、やや特徴的なことかも知れません。

 第4楽章は再びアレグロと指定され、8分の6拍子です。八分音符の速い動き流れていく常動曲のようなおもむきの音楽で、ジークとは少し違うように思われます。原譜では前半・後半それぞれの最後の不完全小節に付点四分音符ひとつだけが置かれていて、繰り返し記号によって戻るさいに拍数が合いませんので、弊社版では八分休符二つをそれぞれに補いました。


※ 演奏例がお聴きいただけます

■リコーダーによる演奏
第1楽章(B1)
第2楽章(C2
第3楽章(B1)
第4楽章(C2)
※カッコ内の表記は指回り難度です
※リコーダー演奏: 石田誠司  チェンバロ(電子楽器)演奏: 石田誠司 

レオナルド・レオ

~~生き生きした魅力があふれる~~
★未来志向の作風

 レオナルド・レオは1694年生まれのナポリの作曲家です。9歳のときナポリの音楽学校(コンセルヴァトワール)に入り、20歳のときにはオペラが宮廷劇場で上演されおおいに好評を博したというのですから、早熟の天才と言ってよいでしょう。50歳のときに急死するまで、コンセルヴァトワールで教えるかたわら、オペラと教会音楽の作曲家として活躍しました。器楽曲としては、写本でみつかっている7曲のリコーダーソナタのほか、チェロ協奏曲、鍵盤楽器のためのトッカータ集などが知られています。

 レオは、いわゆる「ナポリ楽派」に属する作曲家ではありますが、「バッハ・ヴィヴァルディー世代」(レオよりも10歳ほど年上)の作曲家たちに比べると、より近代的で未来志向を感じさせる作風です。


★ハラッハ・コレクションの7曲のソナタ

 オーストリアのハラッハ伯爵(ナポリの副王を勤めた音楽好きの貴族)のコレクションのなかに、レオナルド・レオのリコーダーソナタ7曲の写しが含まれていました。低音の数字・記号は(恐らく筆写した人が写すのを省いたたために)書かれていませんが、十分に演奏可能です。どのソナタも生き生きとした魅力があふれていますから、これからますますファンが増えるでしょう。

 なお、楽譜サイト IMSLPではハラッハ・コレクションでの収録順と異なる番号づけをしていますが、RJPでは収録順のナンバリングで出版することにしました。

収載曲

[1] ソナタ 第1番 ヘ長調
  作曲: レオナルド・レオ
[2] ソナタ 第2番 ハ長調
  作曲: レオナルド・レオ
[3] ソナタ 第3番 ニ短調
  作曲: レオナルド・レオ

商品詳細

発売日 2020/4/1
ページ数 52
JAN 4571325249048
ISBN 9784862669612
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