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RP アルビノーニ アルトリコーダーソナタ イ短調 作品6-6
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★解題★ アルビノーニの「12のヴァイオリンソナタ 作品6」は1711年に出版された作品集です。初版はヴェネチアで出たものだろうと考えられていますが、これは残っておらず、アムステルダムでロジャーが出した版、ロンドンでウォルシュが出した版などが残っています。 その中で、この「6番」のソナタのリコーダー用編曲の出版が現在でもいくつもの出版社から行なわれているのは、「パルマ王宮書庫(Biblioteca Palatina in Parma)にある「諸作家のソナタ Sinfonie di Varij Autori」という22曲のリコーダーソナタを集めた手書きの楽譜集のなかに、この編曲譜が含まれていたからです。この楽譜集に収められた編曲譜には低音の数字がありませんが、ロジャー版やウォルシュ版には数字の記載があります。 ★解説★ 4つの楽章から成ります。2~4楽章はほぼ同じと言ってよいほど親近性の強い主題を扱っており、統一感のすぐれた、しかも躍動的な名作です。 第1楽章はアダージョ(ゆっくりと)と指定され、4分の4拍子です。訴えかけの強い、しかも変化に富んだ豊かな内容を持っています。これがいわばプレリュードのような役割を果たし、あとは同じ主題を扱う楽章が3つ続くという構成です。 第2楽章はアレグロ(快活に)で、16分音符のめまぐるしい動きが支配するなか、美しい「反復進行」が何度か現われるのが印象的です。石田の実施では反復進行の部分のいくつかで、なだらかな対旋律を弾いてみました。 第3楽章はラルゴ(ひろびろと)、4分の3拍子で、ハ長調に明るみますが、テーマは第2楽章のテーマの動機からとられています。ここでも美しい反復進行がきかれます。 第4楽章はヴィヴァーチェ(生き生きと)、4分の2拍子ですが、3連符と付点音型がさかんに出てきますので、付点音型を2:1に近い比率で演奏することによって、8分の6拍子のジークのようになります。ここでも第2楽章のテーマ動機が変形されたものを主題として、息もつかせぬほどスピード感のあるスリリングな音楽を形づくり、すぐれた終曲となっています。
収載曲
[1] 第1楽章 グレード: B2 [2] 第2楽章 グレード: C2 [3] 第3楽章 グレード: B2 [4] 第4楽章 グレード: C1
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商品詳細
発売日
2021/6/1
JAN
4571325250518
ISBN
9784862669179
楽器
リコーダー
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