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SR-143 シックハルト ソナタ集 第13巻
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SR-143 シックハルト ソナタ集 第13巻
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シックハルト ソナタ ハ長調 作品17-4
★解題★
J.C.シックハルトの「12のソナタ 作品17」は、1712年から15年までの間に、アムステルダムのRogerから出版され、のちにロンドンのWalshから少なくとも2版にわたって再刊されました。若々しいエネルギーと大家の風格とを兼ね備えた、充実した力作ぞろいの作品集です。
★解説★
5つの楽章から成り、全体に屈託のない感じの音楽です。
第1楽章はアダージョ(ゆっくりと)、4分の4拍子です。親しみやすい旋律を歌い継ぐなか、ときどきみせる愛嬌、そしてあたたかな高揚。
第2楽章はアルマンド。シックハルトのアルマンドによくみられる、ひたひたと進む心地よい快速感が支配しています。気分よく演奏していると、最後に32分音符が出てきて面食らいますが、たいして難しくはありません。
第3楽章はアレグロ(快活に)、本作の中核をなす4分の3拍子の長大な楽章です。フレーズの息が長くて、特に中盤は「どこまで行くのか」と思うほど長いフレーズがあってちょっと大変かも知れません。後半に入ると間もなく進行が落ち着いてきてわかりやすい音楽になります。
第4楽章は8分の6拍子のジーク。付点8分音符を用いた跳ねるリズムが含まれますので、あまり猛烈な速さで演奏しなくても躍動感があります。
第5楽章はアレグロ、4分の拍子で、短いなかに多彩なリズム型を盛り込んでユーモラスに音楽を進めます。
シックハルト ソナタ 変ロ長調 作品17-5
★解題★
J.C.シックハルトの「12のソナタ 作品17」は、1712年から15年までの間に、アムステルダムのRogerから出版され、のちにロンドンのWalshから少なくとも2版にわたって再刊されました。若々しいエネルギーと大家の風格とを兼ね備えた、充実した力作ぞろいの作品集です。
★解説★
5つの楽章から成り、そのうち4つが快速な感じに演奏される、元気のいい曲です。
第1楽章はアレグロ(快活に)、4分の4拍子です。1オクターブ下ってくる音階で始まり、いくつかのクライマックスをつくりながら駆け抜ける、プレリュードふうの颯爽とした楽章です。
第2楽章はアダージョ(ゆっくりと)、4分の4拍子で、本作では唯一の緩徐なテンポの楽章です。ゆっくりとですが、やはり下降していくモチーフで始まります。ゆったりと揺れるゆりかごのようなノリ。属調(ヘ長調)でしめくくられるのがちょっと独特。
第3楽章は4分の4拍子で、シックハルトが大好きだったアレグロのアルマンドです。ここでも最初に示されるテーマは1オクターブを下ってくる骨組みになっています。多彩な音型を駆使して変化に富んだ音楽を織り上げていきます。後半はブレスが少し大変です。
第4楽章は8分の6拍子のジークです。テーマは山形の(つまり上がっていって、その後下がってくるという)姿をしていて、ここで初めて1楽章で示した「下降」の姿を脱しました。テーマの展開はかなり自由に、またタップリと行なわれますが、前半部のしめくくりに現れる2声部になったフレーズが楽章全体のしめくくり役でも出てくることによって、全体の形が整えられています。
第5楽章は2分の2拍子のガボット。第4楽章のジークで終わっておいても良さそうなところへ、アンコールのように(おまけのように)速い楽章を付け加えるも、シックハルトが好んだ形です。テーマが第1楽章と逆に「1オクターブ上昇」の骨組みになっているのも興味深いところ。付点のリズムを基調としながら、均分リズムの箇所をまじえることで変化をつけています。
シックハルト ソナタ ハ長調 作品17-6
★解題★
J.C.シックハルトの「12のソナタ 作品17」は、1712年から15年までの間に、アムステルダムのRogerから出版され、のちにロンドンのWalshから少なくとも2版にわたって再刊されました。若々しいエネルギーと大家の風格とを兼ね備えた、充実した力作ぞろいの作品集です。
★解説★
シックハルトらしい快活な、そしてたっぷりした内容の力作ソナタです。
第1楽章はアダージョ(ゆっくりと)、4分の4拍子です。多彩なリズム型を用いて饒舌に語る音楽で、最後近くには少し装飾的な句もあります。いったん終わったかと思わせる完全終止のあと、次の小節を呼び込むような1小節のエピローグが置かれています。
第2楽章はアレグロ(快活に)と指定された4分の4拍子のアルマンドです。シックハルトの「アルマンド
・アレグロ」は、かなり速いテンポが合うこともありますが、この曲の場合は16分音符に対してさかんにトリルが指定されているのもあって、そう速いテンポでなくてよいと思います。
第3楽章は4分の3拍子の、爽快にして長大なコレンテです。16分音符のスピード感が欲しい感じがありますので、そこそこ速いテンポで演奏できるほうがよいしょう。ただ、ゆっくりブレスできる場所がとても少ないうえ、各フレーズの最後の方で、決まって「少しおまけがついてフレーズが長くなった」という感じがあり、そのせいもあって、息が続くようにコントロールするのが非常に難しい曲です。収束部が、ややくどいほどに念入りなことも、「酸欠」を招きやすい原因になっています。
第4楽章はアダージョ、4分の4拍子で、終曲を呼び込むための間奏曲のような楽章です。イ短調の属和音から始まるという趣向をみせました。そして、自由に装飾する余地がなさそうな(つまり装飾を最初から書き込んだような)書法になっています。
第5楽章はアレグロ、8分の6拍子ですが、ジークのノリではなさそうです。16分音符のビートが絶えず聞こえる曲で、とくにジグザグ音型による「一人で2声部」の音型が大活躍です。収束部では4小節間にわたってハ長調主和音を長く続けることで盛り上げる効果を上げています。快作と言えるでしょう。ただ3楽章と同様「まだ続くのか!」という感じは大小合わせて何度かあって、それが味でもありますが、息のコントロールには苦労するかも知れません。
★解題★
J.C.シックハルトの「12のソナタ 作品17」は、1712年から15年までの間に、アムステルダムのRogerから出版され、のちにロンドンのWalshから少なくとも2版にわたって再刊されました。若々しいエネルギーと大家の風格とを兼ね備えた、充実した力作ぞろいの作品集です。
★解説★
5つの楽章から成り、全体に屈託のない感じの音楽です。
第1楽章はアダージョ(ゆっくりと)、4分の4拍子です。親しみやすい旋律を歌い継ぐなか、ときどきみせる愛嬌、そしてあたたかな高揚。
第2楽章はアルマンド。シックハルトのアルマンドによくみられる、ひたひたと進む心地よい快速感が支配しています。気分よく演奏していると、最後に32分音符が出てきて面食らいますが、たいして難しくはありません。
第3楽章はアレグロ(快活に)、本作の中核をなす4分の3拍子の長大な楽章です。フレーズの息が長くて、特に中盤は「どこまで行くのか」と思うほど長いフレーズがあってちょっと大変かも知れません。後半に入ると間もなく進行が落ち着いてきてわかりやすい音楽になります。
第4楽章は8分の6拍子のジーク。付点8分音符を用いた跳ねるリズムが含まれますので、あまり猛烈な速さで演奏しなくても躍動感があります。
第5楽章はアレグロ、4分の拍子で、短いなかに多彩なリズム型を盛り込んでユーモラスに音楽を進めます。
シックハルト ソナタ 変ロ長調 作品17-5
★解題★
J.C.シックハルトの「12のソナタ 作品17」は、1712年から15年までの間に、アムステルダムのRogerから出版され、のちにロンドンのWalshから少なくとも2版にわたって再刊されました。若々しいエネルギーと大家の風格とを兼ね備えた、充実した力作ぞろいの作品集です。
★解説★
5つの楽章から成り、そのうち4つが快速な感じに演奏される、元気のいい曲です。
第1楽章はアレグロ(快活に)、4分の4拍子です。1オクターブ下ってくる音階で始まり、いくつかのクライマックスをつくりながら駆け抜ける、プレリュードふうの颯爽とした楽章です。
第2楽章はアダージョ(ゆっくりと)、4分の4拍子で、本作では唯一の緩徐なテンポの楽章です。ゆっくりとですが、やはり下降していくモチーフで始まります。ゆったりと揺れるゆりかごのようなノリ。属調(ヘ長調)でしめくくられるのがちょっと独特。
第3楽章は4分の4拍子で、シックハルトが大好きだったアレグロのアルマンドです。ここでも最初に示されるテーマは1オクターブを下ってくる骨組みになっています。多彩な音型を駆使して変化に富んだ音楽を織り上げていきます。後半はブレスが少し大変です。
第4楽章は8分の6拍子のジークです。テーマは山形の(つまり上がっていって、その後下がってくるという)姿をしていて、ここで初めて1楽章で示した「下降」の姿を脱しました。テーマの展開はかなり自由に、またタップリと行なわれますが、前半部のしめくくりに現れる2声部になったフレーズが楽章全体のしめくくり役でも出てくることによって、全体の形が整えられています。
第5楽章は2分の2拍子のガボット。第4楽章のジークで終わっておいても良さそうなところへ、アンコールのように(おまけのように)速い楽章を付け加えるも、シックハルトが好んだ形です。テーマが第1楽章と逆に「1オクターブ上昇」の骨組みになっているのも興味深いところ。付点のリズムを基調としながら、均分リズムの箇所をまじえることで変化をつけています。
シックハルト ソナタ ハ長調 作品17-6
★解題★
J.C.シックハルトの「12のソナタ 作品17」は、1712年から15年までの間に、アムステルダムのRogerから出版され、のちにロンドンのWalshから少なくとも2版にわたって再刊されました。若々しいエネルギーと大家の風格とを兼ね備えた、充実した力作ぞろいの作品集です。
★解説★
シックハルトらしい快活な、そしてたっぷりした内容の力作ソナタです。
第1楽章はアダージョ(ゆっくりと)、4分の4拍子です。多彩なリズム型を用いて饒舌に語る音楽で、最後近くには少し装飾的な句もあります。いったん終わったかと思わせる完全終止のあと、次の小節を呼び込むような1小節のエピローグが置かれています。
第2楽章はアレグロ(快活に)と指定された4分の4拍子のアルマンドです。シックハルトの「アルマンド
・アレグロ」は、かなり速いテンポが合うこともありますが、この曲の場合は16分音符に対してさかんにトリルが指定されているのもあって、そう速いテンポでなくてよいと思います。
第3楽章は4分の3拍子の、爽快にして長大なコレンテです。16分音符のスピード感が欲しい感じがありますので、そこそこ速いテンポで演奏できるほうがよいしょう。ただ、ゆっくりブレスできる場所がとても少ないうえ、各フレーズの最後の方で、決まって「少しおまけがついてフレーズが長くなった」という感じがあり、そのせいもあって、息が続くようにコントロールするのが非常に難しい曲です。収束部が、ややくどいほどに念入りなことも、「酸欠」を招きやすい原因になっています。
第4楽章はアダージョ、4分の4拍子で、終曲を呼び込むための間奏曲のような楽章です。イ短調の属和音から始まるという趣向をみせました。そして、自由に装飾する余地がなさそうな(つまり装飾を最初から書き込んだような)書法になっています。
第5楽章はアレグロ、8分の6拍子ですが、ジークのノリではなさそうです。16分音符のビートが絶えず聞こえる曲で、とくにジグザグ音型による「一人で2声部」の音型が大活躍です。収束部では4小節間にわたってハ長調主和音を長く続けることで盛り上げる効果を上げています。快作と言えるでしょう。ただ3楽章と同様「まだ続くのか!」という感じは大小合わせて何度かあって、それが味でもありますが、息のコントロールには苦労するかも知れません。
収載曲
[1] シックハルト ソナタ ハ長調 作品17-4
[2] シックハルト ソナタ 変ロ長調 作品17-5
[3] シックハルト ソナタ ハ長調 作品17-6
[2] シックハルト ソナタ 変ロ長調 作品17-5
[3] シックハルト ソナタ ハ長調 作品17-6
商品詳細
発売日 | 2022/6/1 |
---|---|
ページ数 | 56 |
JAN | 4571325251249 |
ISBN | 9784867670057 |
楽器 | リコーダー |
共有

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