原題をSamba De Uma Nota Soというこの曲は、One Note Sambaとして世界的に有名なボサノバ曲です。アントニオ・カルロス・ジョビン、ニュウトン・メンドンサによって1958年に発表され、1962年に英語の歌詞がつきました。ジョビンとメンドンサは幼いころからの遊び仲間だったそうです。題名のとおり、テーマのメロディーは1つの音をシンプルに演奏するスタイルなっていますが、コード進行は3度の和音から半音ずつ降りてくるというように洒落た感じになっています。また、歌詞が「これは、1つの音で作ったかわいいサンバなの・・・」ではじまり、「しゃべって、しゃべって、しゃべりまくるけれど何も残らない人って、世の中にうんざりするほどいるでしょう?」というようなウィットに富んだ内容で、実に粋なのです。 (Solo Fluteはグレード4です)
【GOLD POP シリーズとは】....このシリーズは「決してやさしくないが、やりがいのあるポップスを提供する」というコンセプトで作られているシリーズ出版譜。アレンジャーは、ジャズ、ポップスに精通している才気溢れるトップ・アレンジャーを起用。