6度のプラチナディスクを受賞した最高傑作『メタル・マスター』(Master of Puppets)のリリース30周年を記念した一冊。メタリカ史上もっとも輝かしい時代の決定的ドキュメント。オジー・オズボーンのサポートという絶頂期から、メタリカサウンドの要だったクリフ・バートンの死というどん底期まで、関係者の口からはじめて語られる。楽曲の制作秘話や音楽にこめられた想いはもちろん、バンド内の人間関係にも触れた、ファン必携の一冊。
●世界で1000万枚以上を売り上げたモンスターアルバム『メタル・マスター』 (Master of Puppets)とそのツアーに関する秘話が満載。 ●メンバー公認で制作された初のビジュアルドキュメンタリー。 ●歴代マネージャーやジム・マーティン、アンスラックスのメンバー、家族などの証言も多数収録。 ●メンバーが所有する未発表写真や、ファンから提供されたコレクションを多数収載。
俺たちはバンドの初期を語る時を待っていた……メタリカらしいどえらい話をぶち込んでやるぜ。誰も知らなかった話はそんなにないが、マット・テイラーと仲間たちがしつこく追及して驚くべき仕事をやってくれた。『MOP』(Master of Puppet 邦題:メタル・マスター)時代の未発掘の写真、逸話、ねつ造記事から馬鹿げたことまでがテンコ盛りだ。連中はメタリカの過去をねちっこく深く掘り起こしてくれた。バンドのメンバーから当時の記憶を聞きだし、あちこちから調べ上げ、ネタを持っている人間を猟犬みたいに嗅ぎつけて、それらをメタル・マスターならぬ、マスターピース(傑作)に変えてくれた。